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源平屋島合戦を照らし出す幻想的な石あかりの道
香川県高松市牟礼町は、世界一高価な花崗岩“庵治石(あじいし)” の産地として有名であり、隣町の庵治町とあわせ約300の石材店が軒を連ねています。また“石の町・牟礼町”には、源平屋島合戦(1185年)の史跡が数多く残されています。
平成17年放映の「大河ドラマ・義経」の影響で脚光を浴び、これを機会に平成16年4月、牟礼町をもっと元気な町にするため、「むれ源平まちづくり協議会」(石材関係者、地元住民、商工関係者、公共交通関係者等)が発足しました。町内外の有志が集い、「原風景」をテーマに牟礼町の良さについて何度も議論したところ、「源平史跡」と「石材産業」があげられましたが、この時代背景も違う「源平史跡」と「石材産業」の2つを一緒にPRする事は容易ではありませんでした。やがて「大河ドラマ・義経」の屋島合戦シーンの放映日が近づき、源平史跡をライトアップしようという企画が出て、距離のある史跡と史跡の間に石あかりを設置して人に歩いてもらおうという「石あかりロード」のアイデアに発展しました。
「むれ源平まちづくり協議会」が目指した“牟礼町の2つの良さ”、地域の歴史と産業を活用し、地域住民が一体となったイベント「石あかりロード」。このイベントをルート名「むれ源平石あかりロード」として、平成19年11月、日本風景街道に登録されました。
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地域のねらい
- 「源平屋島合戦」の歴史や石材文化などの地域固有の財産を大切に活かしたまちづくりを行う。
活動エリアと地域資源
- 高松市東部牟礼町内の「旧庵治街道」を中心とした地域
- 「庵治石」の産地にあり、周辺には資料館や彫刻が点在
- 「源平屋島合戦の古戦場」や「四国八十八箇所の霊場」など歴史的資源が豊富
- これらの地域資源を活かした訪れる人を対象にしたイベントや様々なボランティア活動などが行われている
地域の活動推進体制
- むれ源平まちづくり協議会(石材関係者・地元住民・商工関係者・公共交通関係者・高松市等)
活動内容

石明かりロード
「源平合戦の史跡」と「庵治石」を融合させたイベントの開催(H20.8.2~9.20)

既存施設の活性化
年間を通じた「石の資料館」等の既存施設の活性化(体験学習の開催)

紙芝居
源平や島合戦にまつわる話を紙芝居により地域イベント等で上演

ボランティアガイド
年間を通じて、観光客へのガイドや地域学習の講師としてボランティア活動

ボランティア活動
年間を通じた史跡の修景活動

ボランティア活動
年間を通じた史跡の清掃活動
「むれ源平石あかりロード」公式サイト
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