「四国道路ニュース」Vol.362 発行日2009.3.25



■■■ 目  次 ■■■
《先週までの動き》
@ 3/24 一般県道 今治丹原線 神宮(かんのみや)〜矢田(やた)区間が開通しました。

(愛媛県今治土木事務所)

A 3/23 野市IC(仮称)〜芸西西IC(仮称)間の設計協議が完了

(土佐国道事務所)

B 3/22 国道439号 東石原〜思地拡幅(津賀谷工区)が開通しました。

(高知県土木部道路課)

C 3/21 国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパス 4車線供用しました。

(香川河川国道事務所)

D 3/20 本四高速 土日祝日5割引上限1,000円開始

(四国地方整備局 道路計画課)

E 3/20 国道11号 坂出・丸亀バイパス「西庄オフランプ」が完成しました。

(香川河川国道事務所)

F 3/20 国道11号 「川之江三島バイパス」開通について
      <中之庄町交差点から三島川之江ICまでが直結>

(松山河川国道事務所)

G 3/20国道56号 中村宿毛道路(四万十IC〜間IC)が開通しました。

(中村河川国道事務所)

《今週の動き》
@ 3/29 国道56号 須崎道路(自動車専用道路)が開通します。

(土佐国道事務所)

A 3/26 国道56号 須崎道路の自動車専用道路供用に備え、合同防災訓練を実施します。

(土佐国道事務所)

《トピックス》
@ 3/20〜3/22 高速道路料金引き下げ(休日上限1,000円)前後の交通量の状況

(本四高速)

《国土交通省道路局の新着情報(最近1週間)》




≪先週までの動き≫
@ 1)3/24 一般県道 今治丹原線 神宮(かんのみや)〜矢田(やた)区間が開通しました。

  愛媛県今治土木事務所が、国道196号から国道317号を今治新都市を経由して相互に連絡するアクセス道路として整備を進めている一般県道今治丹原線神宮〜高橋区間(約3.2km(うち都市再生機構施行480mを含む)のうち、未供用区間(神宮工区(740m))が完成し、平成21年3月24日(火)10時より供用を開始しました。

  今回の供用により、国道196号からの今治新都市へのアクセス及び上記国道2路線が連絡することによる道路利用者の利便性が向上し、地域の一層の活性化につながるものと期待しています。

[ 問合せ:今治土木事務所 道路課 0898-23-2500 ]

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A 3/23 野市IC(仮称)〜芸西西IC(仮称)間の設計協議が完了

  高知東部自動車道(南国安芸道路L=12.5km)のうち香南市野市町土居地区(L=1.2km)において、地元対策協議会と進めてきた設計協議が合意になり、平成21年3月23日に地元対策協議会長、土佐国道事務所長、高知県土木部長、香南市長の4者による調印式を執り行いました。

  土居地区は、住宅地を道路が通過することで、周辺環境への配慮などを中心に協議を重ね、今回の合意に至ったものであり、今後用地買収及び工事を推進することとなります。

  今回の調印をもって、南国安芸道路(野市IC(仮称)〜芸西西IC(仮称)の設計協議が完了し、今後は、早期供用に向け、国、県、市が一丸となり、事業推進に努めて参りたいと考えております。

[ 問合せ:土佐国道事務所 調査課 0880-885-4830 ]

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B 3/22 国道439号 東石原〜思地拡幅(津賀谷工区)が開通しました。

  国道439号は高知県の中山間部を縦走し、国道32号、33号及び197号など、県内を放射線状に走る国道を結び、県全体における道路のネットワークを構成するうえで重要な路線であり、高知県では、現在9つの地区で道路整備を進めています。

  今回、土佐町東石原〜いの町思地地区で整備を進めている改築工事のうち、津賀谷工区(1.0km)が完成したことで、いの町側が全線供用(11.5km)となったことを祝い、多くの地元のみなさまや関係者にご参加いただき、賑やかに開通式を行いました。

[ 問合せ:高知県 土木部 道路課 088-823-1111 ]

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C 3/21 国道32号 綾南・綾歌・満濃バイパス 4車線供用しました。

  国土交通省香川河川国道事務所が平成20年12月6日の全線開通に引き続き整備を進めていた国道32号綾南・綾歌・満濃バイパスのうち、丸亀市綾歌町岡田東から岡田上の延長0.8kmと仲多度郡まんのう町羽間の延長0.4kmについて、平成21年3月21日(土)午前11時より順次4車線供用を開始しました。

  今回の供用により、同バイパスの4車線化率は84%となり、西讃地域と高松市間の交通を一層円滑にし、地域間相互の連携強化を図るとともに、沿道地域の生活環境が向上するものと期待しています。

[ 問合せ:香川河川国道事務所 工務第二課 087-841-9125 ]

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D 3/20 本四高速 土日祝日5割引上限1,000円開始

  3月20日(金)より、本四高速区間が、ETCを搭載した普通車以下を対象に、通行料金が上限1,000円となりました。3ルートの普通車以下の平均交通量は、次のとおりです。いずれのルートも、約2倍の増加となりました。

 大鳴門橋〔神戸淡路鳴門道〕     32,900台(対前週1.9倍)
 瀬戸大橋〔瀬戸中央自動車道〕   27,900台(対前週2.2倍)
 多々羅大橋〔西瀬戸自動車道〕   11,400台(対前週2.1倍)
 ※詳しくは、トピックス記事掲載の本四高速のホームページをご覧下さい。

  香川県と徳島県からは、主な観光施設の入り込み客数も発表され、徳島県の眉山ロープウェイでは、対前年度比2倍となる観光客でにぎわったほか、香川県では、栗林公園が6割増の9600人、国営讃岐まんのう公園が9割増の9800人となりました。ただ、今年の連休は去年と比べて、好天にも恵まれた事も幸いしたようです。今後も、交通量や各施設への入場者数など、継続して調査してまいりますので、皆様のご協力と情報提供を、お願いします。

  また、3月28日からは、地方部の高速道路も土日祝日5割引上限1,000円となります。各地から、四国の魅力ある観光地へお越しいただけるよう、心よりお待ちしております。

[ 問合せ:四国地方整備局 道路計画課  087-851-8061 ]

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E 3/20 国道11号 坂出・丸亀バイパス「西庄オフランプ」が完成しました。

  国土交通省香川河川国道事務所が、坂出市西庄町の国道11号坂出・丸亀バイパスと主要地方道高松善通寺線との立体交差部において整備を進めていた国道11号坂出・丸亀バイパス「西庄オフランプ」が完成し、平成21年3月20日(金)12時より供用を開始しました。これで、当該立体交差部の4方向のランプが完成となります。

  今回のオフランプの完成により、国道11号上り線(丸亀方面)から坂出市街方面へのアクセス及び道路利用者の利便性が向上し、地域の一層の活性化につながるものと期待しています。

[ 問合せ:香川河川国道事務所 工務第二課 087-841-9125 ]

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F 3/20 国道11号 「川之江三島バイパス」開通について
       <中之庄町交差点から三島川之江ICまでが直結>

  国土交通省松山河川国道事務所が、交通混雑の緩和や交通安全の確保を目的に事業を進めてきた、国道11号「川之江三島(かわのえみしま)バイパス」について、平成21年3月20日(金)16時に、暫定2車線にて開通しました。

  当日は開通に先立ち、14時より地元選出国会議員や地元関係者等約80人出席のもと、開通式典が執り行われ開通を祝いました。

   (開通区間)
     中之庄地区:四国中央(しこくちゅうおう)市
           中之庄町(なかのしょうちょう)〜同市具定町(ぐじょうちょう)
           L=0.9km(暫定2車線)
     上分地区  :四国中央(しこくちゅうおう)市上分町(かみぶんちょう)
           L=0.6km(暫定2車線)

  またこれに先立ち平成21年3月16日(月)には、上分地区において、世界に3000万本もの木を植えた横浜国立大学名誉教授宮脇昭先生による植樹指導のもと、地元幼稚園児や小中学生、地区住民らと、開通するバイパスの歩道植樹帯にカンツバキ、ツツジ、シイ・カシ類などの苗木や花の咲く花木のポット苗など、約3500本の記念植樹を行い、バイパスの完成を祝いました。

(主な整備効果)
 ○国道11号四国中央市中之庄地区・同市上分地区の渋滞緩和が図られます。
 ○三島川之江ICへのアクセスが向上し、幹線道路としてのネットワーク機能が
  向上します。
 ○国道11号の事故の減少が期待でき、周辺住民の方々の安全性と利便性が
  向上します。

         開通の記者発表については松山河川国道事務所HPでも
              紹介してありますので是非ご覧下さい。
              http://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/

[ 問合せ:松山河川国道事務所 工務第二課 089-972-0259 ]

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G 3/20 国道56号 中村宿毛道路(四万十IC〜間IC)が開通しました。

  国土交通省中村河川国道事務所で整備を進めている「国道56号中村宿毛道路」のうち、四万十IC〜間ICの延長6.1kmが暫定2車線で完成し、平成21年3月20日(金)17時より供用を開始しました。

  今回の開通により、平成14年9月に供用開始した間IC〜平田IC(延長7.0km)間と合わせて、延長13.1kmの自動車専用道路が供用となりました。

  当日は、供用に先立ち、中村河川国道事務所と四国横断自動車道高知県建設促進期成会の主催で中村地区建設協同会館において、地元選出国会議員を始め、尾ア高知県知事、県議会議長、四万十市長を始めとした関係市町村長、市町村議会議長及び議員、地元区長、工事関係者らの総勢200名の出席を受け「開通式典」を執り行いました。

  その後、場所を新四万十川橋起点部に移動し、中村宿毛道路供用開始記念イベント実行委員会主催により開通セレモニーを行いました。   開通セレモニーには、中村中学校のブラスバンド部や地元有志、地元住民等が参加し、テープカット、くす玉開披を盛大に執り行いました。その後、牛鬼、公家行列、土佐一條太鼓の演奏などを行ったあとに、餅投げを行いましたが、これには総勢1200名の地元住民等が参加し、賑やかに行われました。

  また、記念イベントとして、新四万十川橋の上を散策する「てくてくウォーク」を行いました。自動車専用道路であり開通後は二度と歩くことができないとあって多くの方が、思い思いに橋上散策を楽しみました。

  今回の開通によって、供用延長が大幅に伸び、幹線道路としての機能がより強化されたことから、沿線地域から四万十市街地への所要時間の短縮が図られます。さらに、大雨時の路面冠水による交通途絶が解消されるとともに、現道の渋滞緩和、歩行者・自転車の安全性向上が期待されます。

 ※ 中村宿毛道路は自動車専用道路であり、歩行者、自転車、125cc以下の
   自動二輪及び原動機付き自転車等は通行できません。

[ 問合せ:中村河川国道事務所 工務第二課 0880-34-7305 ]

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≪今週の動き≫
@ 3/29 国道56号 須崎道路(自動車専用道路)が開通します。

  国土交通省土佐国道事務所が整備を進めています国道56号須崎道路のうち、高知県須崎市神田〜同市下分までの自動車専用道路の区間(延長4.6km)が、平成21年3月29日(日)に開通を迎えます。

  これにより、平成4年度に着工した須崎道路は、自動車専用道路の全線が2車線で開通し、高知自動車道・須崎東ICに連結されます。今回の開通により、四国8の字ネットワークが高知県西南地域に向かって更に延伸されることとなります。

  なお、当日は開通式やテープカット等を予定しております。

    ○一般車両の通行開始 平成21年3月29日(日)
     今回供用する 須崎道路は自動車専用道路のため、歩行者、自転車、
     125cc以下の自動二輪および原動機付き自転車等は通行できません。

    ○新荘川橋東詰出入り口及び須崎中央ICより乗り入れると、須崎道路が
     高知自動車道 (有料区間) に直結しているため、無料区間で降りること
     はできません。
     (無料区間:新荘川橋東詰出入り口から須崎中央ICを経て
                                    須崎東ICまでの間)

[ 問合せ:土佐国道事務所 計画課 088−885−4825 ]

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A 3/26 国道56号 須崎道路の自動車専用道路供用に備え、合同防災訓練を実施します。

  3月29日開通予定の自動車専用道路の国道56号須崎道路(須崎東IC〜須崎市下分甲 L=4.6km)で、トンネル内の交通事故を想定した合同防災訓練を行います。

  この訓練には、国土交通省土佐国道事務所と高幡(こうばん)消防組合須崎消防署、高知県警察本部高速道路交通警察隊の3機関が参加します。

  この訓練は、新須崎トンネル(延長269m)内において、車両火災事故が発生したという想定で、事故発生時の人命救助活動、消火活動、円滑な交通の確保などを実施し、関係各機関が迅速かつ的確に活動を行い、被害を最小限にとどめるための相互連携を確認し、より実践的な訓練とすることで、万が一の事故に備えるものです。

      ○訓練開催日時 : 平成21年3月26日(木)10:00〜
                   (雨天決行)
      ○訓 練 場 所   : 国道56号須崎道路 新須崎トンネル内

[ 問合せ:土佐国道事務所 088-884-0359 ]

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≪トピックス≫
@ 高速道路料金引き下げ(休日上限1,000円)前後の交通量の状況

  本州四国連絡高速道路株式会社では、平成21年3月20日(祝)より、休日上限料金1,000円となる料金引き下げを開始いたしました。 3月20日(祝)から22日(日)までの本四道路交通状況につきまして集計しましたのでお知らせします。

     詳しくは、本四高速(株)ホームページの「お知らせ」でご確認下さい。
                http://www.jb-honshi.co.jp/

[ 問合せ:本州四国連絡高速道路株式会社広報課 078-291-1024 ]




≪国土交通省道路局の新着情報(最近1週間)≫

●ETC車載器新規導入助成の助成台数の公表について(3/19掲載)
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000061.html




◇◆ あっ、危ない!幹線道路の異状を見つけたら・・・
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 皆様がいつも使用する道路。通行中に車道に落下物があったり、路面の穴ぼこでハンドルをとられたり・・・、道路の異状で危険と感じることはありません か?

  その時にはすぐ通話料無料の道路緊急ダイヤル#9910へ。
 
年中無休24時間365日受付です。
 *道路交通法より、運転中の通話は禁止されています。安全な場所に停車しておかけ下さい。

       詳しくは四国地方整備局 道路部 道路管理課 管理係まで。
http://www.skr.mlit.go.jp/road/9910/index.html
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 また、《今週の予定》で記事が掲載された担当部署は開催報告のメールをお願いします。

 なお、「《先週の動き》:先週水曜日から今週火曜日まで」また、「《今週の動き》:来週火曜日まで」と読み替えて記事を掲載致しておりますのでご注意下さい。



──────四国道路ニュース事務局──────
   国土交通省 四国地方整備局 道路部 地域道路課
   
   〒760-8554
   高松市サンポート3-33(道路部11階)
   電話:(087)851-8061/FAX:(087)811-8423
   E-mail:chiikidouro@skr.mlit.go.jp
   HP:http://www.skr.mlit.go.jp/road/index2.html
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