しまんとがわ いきもの図鑑

シマイサキ

大きさ

全長20~40cm

すがた

体の幅はせまくて平たく、口が尖っています。体は黄色っぽく、4本の黒い縦じま(※)が目立ちます。
※魚のしま模様は、頭を上にした状態で見るため、泳いでいる時には横じまに見えます。

すみか

岸近くに生息し、河口域や内湾の川の水が混じっている場所を好みます。

何を食べるか

小型のエビやカニ、ゴカイ、小魚などを食べます。

この種の一生

産卵は5~8月に海で行われます。8mmを超えた子どもは6~9月に砂浜近くに現れ、10mmを超えると河口域や内湾の汽水域に入っていきます。河口域では5cm程度まではアマモが生えている場所で大きくなり、さらに大きくなると河口域や沿岸域に移動します。

味 四万十のおんちゃんの食レポ

塩焼き、煮付けが美味しいとされる。おんちゃんは塩焼きにして食べたけんど、変な臭いや味はなく、うまかったで。

おさかな先生の雑学講座

身質が良く、うま味も強くて本当においしいのですが、なぜか高知ではほとんど食べられていません。塩焼き、マース煮(沖縄料理)、お吸い物などで食べますが、鍋もいけますよ!