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四万十川上流(大野見村)についても魚が捕れなくなった。 |
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原因としては、1)森林が手入れされていない、2)減反により水田が畑になったため表土が流出、3)その結果、石に泥が堆積し餌となる苔が付かず、魚(アユ)が育たなくなったと思われる。 |
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私達の代で手だてをし、子孫の代には、もっとすばらしい川に残していきたい。 |
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物部川水系永瀬ダム流域の1960年代〜90年代の流出高を比較した。同じ1977年降雨を与えた場合、70年代は90年代とくらべ低水流量は15〜21%高く、高水流量は逆に低くなる計算結果となった。 |
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1500年〜2000年の山地荒廃面積の時代的推移から見ても1970年頃の森林整備状況が高水・低水時ともに適正と思われる。 |
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佐藤先生の意見のflood
plane manegementは「フラッド プレイン マネジメント」に資料訂正を。「氾濫源管理」の意味である。 |
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四万十川橋の深掘れは根固めブロックが影響している。 |
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人命が失われており、四万十川の玄関口でもあるので修繕の必要がある。 |
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水道取水口が上流にあり塩害が心配である。 |
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中筋川の危険雨量はどのくらいか。 |
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(事務局)・中筋川の計画雨量は2日雨量で550mm。 |
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本日の現地見学より水量が減少していることがわかったがどう対応するか。 |
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中筋川は四万十川と違って水質が悪い。なんとかすべき。 |
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国道441号のルートと整備計画はどのようになっているか。 |
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(高知県)・国道441号に関しては次回に回答したい。 |
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会議の資料を事前にFAXまたはメールを送ってはどうか。 |
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四万十川条例に関して罰則措置はないのか。ないのであれば検討していただきたい。 |
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四万十川のブラックバスは徹底的に駆除するべきである。罰則や放流取締り等はしているのか。 |
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(県海洋局) |
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・ブラックバス・ブルーギルの放流には、罰則規定を設けている。 |
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具体策を策定していく必要がある。東部漁協では15年前から年間30〜40万円の予算で、1匹200円で買い取っている。 |
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議論だけでなく、県も何らかの行動を実施していくべきである。 |
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ウナギが特に減っていると思われる。河口でのシラスウナギ採捕をやめるなどの保護が必要。 |
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シラスバッチ網漁でアユ稚魚が捕られている。漁期・漁場を規制すべき。 |
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広見川でもアユ、ウナギが減った。魚類の保護を進めて欲しい。 |
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取水堰上流に堆積した土砂(バラス)の対策方法はないのか。 |
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内水面漁業を守るため、海洋漁業の規制も必要。 |
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他の地区ではアユジャコとして販売もされており、かなり捕られている。 |
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人間による資源管理不足が原因で魚類が減少している。 |
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(県海洋局) |
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・内水面漁業と海面漁業それぞれで生計を立てているため、規制は難しいが、検討していきたい。 |
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予算はかかるが河道堰等への改築は可能である。 |
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「河川沿いの工事は自然環境に配慮すべきに」という点を重視する。 |
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国道440号の改良工事は大きな山桜の伐採や、沈下橋と景観マッチしない工事が行われており、自然環境・景観への影響が大きい。 |
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梼原川上流の淵には泥が貯まり浅くなっている。道路工事(林道) |
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森林の荒廃による土砂流出、砂防ダム等が原因と考えられる。 |
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(高知県) |
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・国道440号改良工事については担当に確認する。 |
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梼原川河床に泥が貯まっているのはダムが原因である。 |
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広見川の近自然工法は石積に間詰めコンクリートしているため、魚から見ると効果ない。 |
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魚道は魚が上れないものばかり。改善すべき。 |
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シラスバッチ網漁は海岸から150mは漁禁止区域となっている。 |
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河川敷への車の乗り入れ禁止を追加して欲しい。 |
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林業が経済として成り立つようにしくみを整備するべきである。森林経済学の観点から考えていく必要がある。 |
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森林にはダムの19倍の保水力があるといわれている。 |
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議論だけでなく行動が必要である。 |
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水源税の議論があるが、下流の中村市も協力するべきである。 |
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広見川では広葉樹を植えて、森林の手入れを行うように森林組合に働きかけている。 |
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襟裳岬で松林再生により昆布が採れるようになった。植林は非常に重要。 |
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森づくりは、木を切ることが重要。 |
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アユの漁獲量と木の伐採は比例関係がある。 |
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近年は珪藻類がつきにくいため、アユが減っている。 |
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大野見村はすべて植林している。市町村は間伐に対して助成を実施しているが、県はどのように考えているのか。 |
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(事務局) |
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・四万十川を先行モデルとしてゾーニングし、経営林、保全林等に分け助成している。 |
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・県として、間伐を実施した個人に対して上乗せして助成するようにしている。 |
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間伐を実施しても赤字になる現状があるのだから、具体的な打開策を提示して欲しい。森林事業としてではなく四万十川保全としての施策はないのか。 |
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プラン21で検討したものが現場に反映されると思われる。 |