出水期を前にした令和元年5月12日に水防機関の連携強化、水防団の水防技術の習熟と関係機関および流域住民の水防意識高揚を目指して、2019 重信川総合水防演習を開催しました。
重信川での演習開催は今回で5回目を迎え、演習には、愛媛県や県内関係市町、各水防団をはじめとする58の機関、約800人、一般見学者を含め総勢約1,300人が参加し、大塚副大臣参加のもと、午前9時より松山市消防団長の号令により総合水防演習が開始されました。
演習は水防団による水防工法訓練や各市町長とのホットライン訓練、自衛隊による孤立者救助訓練など、20を超える訓練を実施しました。訓練の中には、実際に重信川流域の住民の方に、河川氾濫の危険性を伝える、プッシュ型通知を実施し、より本番に近い演習を行うことができました。
また、訓練以外にも一般参加者に水防工法を身近に感じてもらうため、ロープワーク等の水防工法、地震体験車、降雨体験車等の体験コーナーをもうけ、多くの方に体験してもらいました。
今回の演習を活かし、今後も関係機関と連携して、防災に万全の備えを行っていきます。
