石手川ダム上流域で「竹を使おうDAY!」(主催:石手川ダム水源地域ビジョン)を開催し、松山市内の親子など43名の参加がありました。
初めに石手川ダムにおいて、愛媛大学農学部客員教授の鶴見先生から石手川ダム上流域の放置竹林について講義頂き、参加者は竹への理解を深めた上で現場で竹の間伐作業を行いました。間伐作業では、のこぎりを使う危険な作業ではありましたが、松山流域森林組合の中上支所長の指導のもと、親子でともに汗をかいて思い出に残る体験ができました。
昼食でも竹とふれあうために、「しし鍋うどんを食べる竹の箸は自分で作る。」「ツイストパンは自分でこねて、竹に巻いて、竹炭で焼く。」という体験型で楽しんでもらいました。
午後からは、元愛媛大学職員の尾上さんの指導により、竹の素材を生かした竹とんぼや貯金箱などを作る竹加工教室を行ったり、石手川ダム管理支所で焼いた竹炭の窯出しなど行い、1日を通して竹と触れ合っていただき、竹林の繁茂が進む水源地域の環境への理解と共に、様々な形で利用できる竹について考えていただけるイベントとなりました。
