堤防の緊急点検結果
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平成24年度に行われた堤防の緊急点検結果について

平成24年7月の九州の豪雨災害を踏まえ、重信川直轄管理区間における堤防の緊急点検結果がとりまとまりましたので、お知らせします。

今回の被災を踏まえて、被災履歴、堤防詳細点検結果等、既存データを活用しつつ再確認

堤防の浸透に対する安全性

・過去の漏水実績箇所等、浸透により堤防が崩壊するおそれのある箇所
→要対策延長約12km

・旧河道跡等、パイピング1) により堤防が崩壊するおそれのある箇所
→要対策延長約10km

流下能力の不足箇所(ボトルネック部)

・堤防高が局所的に低い等、当面の目標に対して流下能力が不足している箇所
→要対策延長約1km

水衝部等の侵食に対する安全性

・河床が深掘れしている箇所や水衝部2) 等、河岸侵食・護岸欠損のおそれがある箇所
→要対策延長約2km

※各要対策延長は重複あり

  • (注1) 地盤内にパイプ状の水の通りみちができること
  • (注2) 洪水の流れが堤防に直接あたる箇所
1.背後地の人口・資産等を踏まえ、優先順位をつけながらハード対策を実施
2.実践的なハザードマップの整備を推進