川沿いのこと沿川といいます。
増水した河川の水が堤防の高さを越えてあふれ出す状態のことを越水といいます。
従来の堤防よりも緩やかな勾配ののり面で(一般的には、勾配が1対3より緩やかなもの)、小段を設けず一枚のりにした堤防のこと緩傾斜堤といいます。
洪水などで、田畑や農作物が水に浸かることを冠水といいます。
正式には、「激甚災害対策特別緊急事業」といい、洪水や高潮などにより大きな被害が発生した地域において、再度の災害防止を図るため、概ね5カ年で緊急に河川改修等を行う事業のことを激特事業といいます。
各月の朔(新月)または、望(満月)の日の前2日、後4日以内に観測された最高満潮位の年平均値をもとに、期間中の総合計を個数で割った値のことを朔望平均満潮位といいます。
波のエネルギーを分散あるいは消失させることを目的とした構造物や、その構造物を用いた工法を消波工といいます。
河川や湖沼、貯水池などで、水量調節や取水、排水のために、必要に応じて開閉できるようにした門を備えた構造物を水門といいます。
堤防の下を通り抜ける、排水・灌漑用の水路の一種で、通す水の流量を調節する機能を持ったものを制水樋門といいます。
農業用水・工業用水・水道用水等の水を川から取水するため、水をせき止めて水位を上げ、用水路等への取水を可能にしたり、計画的な分流を行ったり、また下流側からの海水の逆流を防止すること等を目的として、河川を横断して設けられる施設を堰といいます。
取水堰(しゅすいぜき)と呼ばれるものもあり、また、取水用の堰と用水の取り入れ口、魚道等を総括して頭首工(とうしゅこう)と呼ばれるものもあります。
河川が山地から平野やに移る場所などに見られる、土砂などが山側を頂点として扇状に堆積した地形のことを扇状地といいます。その形が扇子に似ているところからこの名がつけられました。
その場所を独占して使用すること占用といいます。
河川の上流ダム群の洪水調節量を観測流量に加算した流量(ダムがなかった場合の流量)をダム戻し流量といいます。
洪水や高潮などの水害や、地すべり・土石流などの土砂災害から人命や財産を守るために行う事業を治水といいます。
宿泊をせず、日帰りで行うキャンプのことをデイキャンプといいます。
海面または、湖面と陸地との境界線(なぎさの線)を汀線といいます。
ダムや堤防などの構造物の一番高い部分(最頂部)を天端といいます。
1983年に北海道の幕別町で考案されたスポーツで、公園の中にコースを設定してゴルフをより簡単にした遊び感覚で楽しめるスポーツです。
河川の堤防や防波堤が、洪水や津波などで壊れることを破堤といいます。
堤防上や橋梁の両側、建物の屋上など端の部分に、人の落下などを防ぐために立ち上げられた小壁や手摺壁をパラペットといいます。
様々な場所から、色々な物が一か所に集まり、込み合うことを輻輳といいます。
河口から最も遠い場所から河口へと流れる川を、その川の本川または幹川(かんせん)といい、本川に合流する川を支川といいます。また、本川の右岸側(川を上流から下流に向かって眺めたときの、右側の岸)に合流する支川を「右支川」、左岸側(川を上流から下流に向かって眺めたときの、左側の岸)に合流する支川を「左支川」といいます。
逆に、本川から分かれる川のことを、派川(はせん)といいます。