【その他】水シンポジウム2013inこうち を開催
平成25年8月22日(木)高知市文化プラザかるぽーとにおいて「第18回水シンポジウム2013inこうち」が開催されました。
水シンポジウムは、水が自然や人に与える様々な恩恵と諸問題について、市民・行政・研究機関等が幅広く討議や意見交換を行い、それぞれの役割を明確にしつつ連携を深めることにより、「人と水との好ましい関係」を全国に発信することを目的にしています。
平成8年に第1回を開催し、毎年、各都道府県で持ち回り開催しており、今般、高知県で開催されることとなりました。
当日は、『「志国高知で水と向き合う」~清流は、土佐の山間より~』をメインテーマに、四万十川・仁淀川に代表される「清流」や、過去洪水・南海地震による津波等幾たびも水害を受けてきた高知県の特徴も踏まえ、講演・パネルディスカッションが行われました。
《シンポジウムの概要(文中敬称略)》
■日本水フォーラム報告「21世紀は水の世紀―災害と水資源―」
日本水フォーラム代表理事・事務局長 竹村 公太郎
■基調講演「南海トラフ巨大地震に備える」
高知大学総合研究センター特任教授 防災部門長 岡村 眞
■四国水問題研究会報告「水でつながる~四国はひとつ~」
四国水問題研究会 会長 井原 健雄
■テーマ別分会
第1分科会「巨大水災害への備え~いまできること、これからすべきこと~」
第2分科会「清流の志国高知~豊かな水環境を活かした持続可能な地域づくり~」
全体会議 各分科会まとめとメッセージ発信
※同時開催 関係機関によるパネル展示
最後に行われた全体会議では、「地域のつながりを大切にして、地域・自然をよく知って、みんなでいっしょに災害に備える」「人と川のつながりを大切にして、高知のかわ、やま、そしてインフラを次世代に伝える」等のメッセージを発信し、閉会しました。
また翌日は、「清流仁淀川にふれあう&地震・津波への備えを見る」と題した現地見学会を実施し、当事務所における高知海岸(仁ノ工区)における地震・津波対策を見学して頂きました。詳細な開催内容は、下記ホームページをご覧ください。

テーマ別分科会(第1分科会)

テーマ別分科会(第2分科会)

全体会議

現地見学会(高知海岸仁ノ)