【防災】物部川水防工法講習会を開催
平成25年6月16日(日)、高知県南国市物部地先の物部川右岸河川敷において、国、高知県、南国 市、香南市、香美市、南国市消防本部、香美市消防団、岩村分団、香南市消防本部、野市消防団の総勢83名が参加し、水防工法講習会を開催しました。
講習会は、高知河川国道事務所長の挨拶の後、水防工法講習を開始しました。
講習会では、行政機関、香南市消防本部・野市消防団、南国市消防本部・香美市消防団・岩村分団の3班に分かれ、約2時間にわたり水防工法の基本となるロープワークの習得、土のうの作り方、改良積土のう工や月の輪工、木流し工等水防工法の実践などを、7名の防災エキスパートの指導を受けながら実施しました。各参加者は東南海・南海地震や近年の災害発生傾向から防災意識が高まっていることもあり、真剣に訓練に取り組んでいました。
水防工法講習会は、水害被害の軽減や未然防止のための水防技術の習得、指導者の育成、防災意識の向上を目的に、事前に関係機関等と合同で実施することで、本番の水防活動に万全の体制で臨むことを目的としています。
(水防工法の実施状況)

月の輪工
(川の水嵩が増し堤防裏法から
漏水が始まった時の対策)

改良積み土のう工
(堤防を川の水が越えそうな時の対策)

木流し工
(堤防の川表法面が洗堀を受けた時の対策)