【参考1】  漏水発生のメカニズム
 河川堤防は、降雨及び河川水位の上昇により、堤防自体に水が浸透し、堤内地側(居住地側)まで水がしみ出してくることがあります。(「漏水」といいます)
 その状態が長く続くと、堤防の中に水の通り道が形成されていき、この水の通り道が、徐々に拡大することで、水とともに堤防の土が流れ出してしまい、堤防が崩れる恐れがあります。
 また、河川堤防は、嵩上げ・拡幅が繰り返された複雑な構造であること、古い時代の施工では盛土材料として水を通しやすい河床の土砂が用いられたこと、堤防は旧河道上に造られたものが多く、洪水時に漏水が発生し堤防が危険な状態になる場合があります。このような場合、水防団による月輪工法等の懸命な作業により被害の拡大を防いでいます。 
 
漏水のイメージ図
 
複雑な堤防断面の構造、材料は水を通しやすい河床の土砂
徳島県阿波市市場
 
日水防団による緊急対策
 洪水中に漏水を発見した場合、破堤等重大災害を防ぐため、水防団が出動し月輪工等の必要な対策を講じることにより、被害の拡大を防いでいます。
徳島県阿南市上大野