四国河川ニュース《1/22(土)〜1/28(金)》 No.177
○今週のニュース○
○重信川エコリ−ダ−によるゴミ拾い (重信川水系 愛媛県)
○第十堰樹木刈り取り計画(原案)」に関する意見を募集(吉野川水系 徳島県)
○第9回「吉野川現地(フィールド)講座 」の参加者募集(吉野川水系 徳島県)
○災害情報普及支援室を設置 (四国地方整備局)
○「野草つみと野草クッキング教室」参加者の募集(吉野川水系 徳島県))
1.重信川エコリ−ダ−によるゴミ拾い (重信川水系 愛媛県)
○1月22日(土)松山市森松付近の重信川河川敷において、地域の大学の学生で構成されている重信川エコリ−ダ−(会長:愛媛大学工学部建設環境工学科4回生森藤隆元)の主催によりゴミ拾いが実施されました。
○これは、流域の子どもたちに、身近にある重信川のことを知ってもらい、重信川と接することで地域環境を考えてもらう良い機会になればと行われたものです。
○ゴミ拾いには、松山市立浮穴小学校の生徒約80名が参加しました。まず、エコリ−ダ−2名と小学生10〜15名を1班として、参加者を6班にわけ、可燃ゴミ、不燃ゴミなどを分別しながら拾いました。
○ゴミ拾いの結果、可燃ゴミ21袋、不燃ゴミ30袋、ビン・カン8袋、粗大ごみ8袋を拾い集めました。参加した子供たちはゴミの量の多さに驚いた様子でした。
○昼食後、エコリ−ダ−の司会でゲ−ムを行い、参加した子どもたちは、“楽しかった”と笑顔でいっぱいでした。
2.第十堰樹木刈り取り計画(原案)」に関する意見を募集 (吉野川水系 徳島県)
○現在、第十堰上堰の青石張りの箇所において破損が生じています。これは、流水による直接的な影響が原因となっているだけでなく、樹木による影響も否定できないため、河川管理施設を健全に保つためには、現在の樹木繁 茂の状態は好ましいものではありません。
○これまで、「第十堰の形状把握調査」及び「第十堰環境調査」を実施してまいりました。その中で、河川工学及び植物社会学の学識者からの助言を参考に、別紙のとおり、「第十堰上堰」上に繁茂する樹木についての「第十堰樹木刈り取り計画(原案)」を策定しましたので、これについての意見を募集いたします。
○頂いた意見については、記者発表・事務所ホームページで回答を公表するとともに、できる限り計画に反映させていただきます。また、策定された計画についても同様に公表いたします。
○また、刈り取り期間中、住民の方と一緒に刈り取り作業『みんなで第十堰の樹木を刈りとろう』を行う日を1日設ける予定にしています。
○なお、既に崩れている青石張りの箇所の補修については、現在継続中の「第十堰の形状把握調査」の結果を受け、今後検討していくこととしております。
■「第十堰樹木刈り取り計画(原案)」の閲覧方法
事務所ホームページにて、「第十堰樹木刈り取り計画(原案)」の内容を閲覧できます。
ホームページURL:http://www.toku-mlit.go.jp/index.html
ご意見をお聞かせください。
■意見送付方法
上記ホームページ内での書き込み、およびホームページ内の様式によりFAX、郵送にて受け付けています。
FAX:088−654−9613
郵 送:〒770−0803
徳島市上吉野町3−35
徳島河川国道事務所 調査第一課 第十堰樹木刈り取り担当宛
■意見締切期限
平成17年2月7日(月)必着
3.第9回「吉野川現地(フィールド)講座 」の参加者を募集 (吉野川水系 徳島県)
○国土交通省徳島河川国道事務所は、「よりよい吉野川づくりに向けて(平成16年4月27日発表)」の基本的な考え方に沿い、流域の皆さんと情報の共有を図るため、平成14年度より現地において川の調査や河川管理施設などについて紹介する講座を実施しています。
○この度、平成16年度 第9回「吉野川現地(フィールド)講座」について以下のとおり募集しますのでお知らせします。
○平成16年度 第9回「吉野川現地(フィールド)講座」の募集
テーマ :「コアジサシデコイ(模型)作り」
〜 吉野川にコアジサシを呼び戻そう!! 〜
概 要 :近年、吉野川において、コアジサシ(環境省レッドデータ
ブック:絶滅危惧U類)の繁殖があまり確認されなくなっ
ていることから、繁殖地の保全対策の一環として、デコイ
(模型)作りや観察会を通じて河川環境保全の大切さにつ
いて考えて頂きます。
募集開始 : 平成17年1月24日(月)
応募締切 : 平成17年2月23日(水) 必着
第 1 回 : 実施日時 平成17年3月5日(土)
9時00分〜12時00分
集合場所 徳島河川国道事務所
(徳島市上吉野町3丁目35)
第 2 回 : 実施日時 平成17年3月19日(土)
9時00分〜12時00分
集合場所 西条大橋付近の河原
(板野郡吉野町西条)
募集人数 : 親子25組(小学生と保護者対象)
(※多数の場合は抽選とさせていただきます。)
(※第1回、第2回両方にご参加ください。)
(※参加費用として当日傷害保険料をいただきます)
(※詳細はhttp://www.toku-mlit.go.jp/index.html)
4.「災害情報普及支援室」の設置等について発表 (四国地方整備局)
○平成16年の全国各地における台風、集中豪雨による災害を受け、全国の地方整備局が実施する災害対策に関する今後の取り組みについては『地方整備局等が実施する災害対策に関する今後の取り組みについて』として、平成16年12月21日に公表されています。
○この度、災害対策に関する取り組みとして、四国地方整備局では、関係事務所(7事務所)に「災害情報普及支援室」を1月27日に設置しました。
○災害情報普及支援室は、今後策定が急がれる市町村の作成するハザードマップの技術的支援等を行うことを主な目的とし、具体的な取り組み等は、以下のとおりです。
□設置事務所
:徳島河川国道事務所、那賀川河川事務所、香川河川国道事務所、
松山河川国道事務所、大洲河川国道事務所、高知河川国道事務所、
中村河川国道事務所の7事務所
□役割・機能
@ハザードマップの作成に関する市町村への技術支援
A「災害情報協議会(仮称)」<注1>の運営
Bその他、災害ポテンシャル情報等に関する普及・啓発活動 等
<注1> 災害関連情報の共有化と沿川市町村のハザードマップ作成に関する一体的な取
り組みを促すこと等を目的とした、国、県、市町村等の機関により構成され
る協議会として、4月に各事務所単位で設置予定。
□今後の予定
@ハザードマップ未作成市町村との直接の意見交換の実施による啓発活動と課題の整理等を適宜実施していく予定
*2月下旬に市町村の実務担当者を対象に、ハザードマップ作成講習会を実施予定
A災害情報協議会の設立準備
○また、四国地方整備局河川部(高松市)では、今後各県が管理する中小河川に導入されていくこととなる洪水予測システムの技術的支援等を行うとともに、ブロックを広域的に所掌する地方整備局としての特性を活かし、県間における河川情報の共有化の支援等を行っていきます。
○2月25日に県の実務担当者を対象として、洪水予測システムの説明及び意見交換会を実施します。
○なお、管内の国道事務所におきましても自治体との災害情報の共有化を推進するための窓口設置の検討を進めます。
5.「野草つみと野草クッキング教室」参加者の募集(吉野川水系 徳島県)
○国土交通省徳島河川国道事務所、吉野川ファン通信「ふる〜ぶ」及び吉野川リバーキーパーズ事務局は、「野草つみと野草クッキング教室」を開催いたします。
○当日は、吉野川の堤防で野草をつみ、つみ取った野草を調理してみんなで会食します。野草つみで吉野川の自然にふれ、親子で調理することで交流を図ります。
○募集要項は以下のとおりです。
日 時 : 平成17年3月6日(日) 9:30〜15:00
場 所 : 石井河川防災ステーション
参 加 費 : 一人200円程度 (傷害保険料、材料費)
募集人員 : 20人程度(子供(小学生4年以上)と保護者10組)
申込締切 : 平成17年2月21日(金)
申込方法 : 氏名、年齢、住所、電話番号、郵便番号をご記入のうえ、はがき、または、
FAXでお送りください。申し込み多数の場合は、抽選のうえ、後日お知ら
せします。
申込先及びお問い合わせ先
〒770−0803 徳島市上吉野町3丁目35
国土交通省 徳島河川国道事務所 「野草つみ係」
TEL 088−654−9153(内線251)
FAX 088−654−9177
主 催 国土交通省 徳島河川国道事務所
吉野川ファン通信ふる〜ぶ『ふる〜ぶめいと』
吉野川リバーキーパーズ事務局
※「野草つみと野草クッキング教室」は、「リバーキーパーズ関連イベント」です
※詳細はhttp://www.toku-mlit.go.jp/index.html
「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、
また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
■連絡先■
四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(則)
FAX 087-851-8474(河川計画課)
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