四国河川ニュース《1/15(土)〜1/21(金)》 No.176


○今週のニュース○
    ○吉野川樹木管理委員会を発足(吉野川水系 徳島県)
    ○巨石・自然石を使った多自然型工法の学習会を開催(渡川水系 高知県)

1.吉野川河道内樹木管理手法検討委員会を設置 (吉野川水系 徳島県)

 ○徳島河川国道事務所では、これまでに「シナダレスズメガヤ対策検討委員会」及び「吉野川堤防強化委員会」を設置し、今後の吉野川の河川整備に向けて、課題の整理や基礎的な検討を実施して参りました。

 ○この度、これらの委員会に引き続き、吉野川にふさわしい河道内樹木管理についての基本的な方針を立案することを目的として「吉野川河道内樹木管理手法検討委員会」(委員長:徳島大学工学部 岡部健士教授)を設置し、第1回委員会を開催します。

 ○委員会は公開で行い、40席程度の傍聴席を用意いたしますが、傍聴者が多数の場合は先着順とさせて頂きます。

 ○また、委員会終了後、河道内の樹木等の現状をより深く把握して頂くため、委員の方と現地見学会を実施いたします。

 ○委員会の開催日程、場所
   平成17年1月25日(火)9時00分 〜 12時00分
    「ホテル千秋閣」7F 鳳の間

 ○現地見学会の時間及び場所
   委員会会場(ホテル千秋閣)出発   12:30
   1.太刀野箇所(三野町太刀野地先) 13:50〜14:10
   2.四国三郎の郷(美馬町境目地先) 14:20〜14:35
   3.高瀬橋箇所(上板町高瀬地先)  15:30〜15:50
   委員会会場(ホテル千秋閣)到着   16:20

詳しくは http://www.toku-mlit.go.jp/index.htmlでご覧下さい     

2.巨石・自然石を使った多自然型工法の学習会を開催(渡川水系 高知県)

 ○1月17日(火)18日(水)の両日、横瀬川ダム工事用道路工事における現地発生の自然石を活用した「河道の安定と魚類の生息環境の創出等の施工方法」について、学習会を行いました。

 ○講師に四万十エコ・リバー研究会委員の福留脩文氏を招き、事務所職員・施工業者約30名が室内及び現地学習会に参加しました。

 ○「分散型落差工・その目的と施工要領」をテーマに、水際汀線・みお筋の蛇行(瀬・淵)などの計画・設計のポイントから実際の現地での実例、また「土佐積み・くずれ積み等」の石積みの伝統工法が基本となっていることなどを分かりやすく講演していただきました。
 
 ○現地では、実際に石の積み方、据え方等について指導を受け一部区間を施工しました。

 ○参加者からは、多くの質問等がありそれぞれに分かりやすい回答をいただき、今後施工していく上で大変参考となりました。


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