四国河川ニュース《7/31(土)〜8/6(金)》No.152
○今週のニュース○
○重信川へ昆虫採集に行ってみよう!第6回重信川フォーラム
「夏休み重信川親子昆虫教室」開催 (重信川水系 愛媛県)
○一級水系における河川・ダム湖空間利用実態調査結果を公表 (四国地方整備局)
1.重信川へ昆虫採集に行ってみよう!第6回重信川フォーラム
「夏休み重信川親子昆虫教室」開催 (重信川水系 愛媛県)
○8月5日(木)松山市森松の重信川河川敷において、重信川の自然をはぐくむ会(会長:愛媛大学工学部教授 矢田部龍一)と松山河川国道事務所の共催で第6回重信川フォーラム「夏休み重信川親子昆虫教室」が開催さ れました。
○重信川の自然をはぐくむ会の取り組みの一環として、公募により松山市、重信町、川内町から親子52名が参加し、「昆虫教室」「川原の石教室」を体験しました。
○「昆虫教室」では、昆虫先生が採集方法や昆虫の種類を説明した後、約1時間でクマゼミやアブラゼミ、トノサマバッタやジャコウアゲハなどたくさんの昆虫を採集しました。結果発表会では、珍しい昆虫の説明、セミを上手に捕まえる裏技などについて紹介がありました。
○「川原の石教室」では、重信川エコリーダー(愛媛大学生)9名が参加し、愛媛大学工学部大学院生の松田さんから石の比重の実験、石の種類などについての話を聞きました。また、川原の石を使ったお絵かき教室では、絵の具やマジックで、大きい石や小さい石、白い石や赤い石に子供たちが思い思いに似顔絵、昆虫の絵などを描いていました。
○おわりの挨拶では、重信川の自然をはぐくむ会を代表し、愛媛大学工学部大学院生の高田さんが「これからも重信川に昆虫採集や石遊びに来ましょう。重信川を大切に、きれいにしましょう。」と呼びかけました。
○重信川の自然をはぐくむ会では、今年度あと2回のフォーラム、「どんぐりを拾って、ポット苗をつくろう!」「第2回重信川まるごと体験学生作品展」「河口探鳥会」などを予定しています。
2.一級水系における河川・ダム湖空間利用実態調査結果を公表
(四国地方整備局)
〜河川やダム湖における水辺などの利用者が年間500万人を突破〜
○国土交通省では、平成3年度より散策、スポーツ、水遊び等の河川およびダム湖の利用実態を調査する「河川空間利用実態調査」「ダム湖利用実態調査」を行っています。
○この調査は、水辺空間の利用状況の実態を把握し、良好な河川・ダム湖空間の保全・整備に資することを目的に、平成3年度より概ね3年に1回の頻度で実施しており、四季を通じた休日5日、平日2日の合計7日の現地調査を行うことにより、 年間利用者数の推定を行っているものです。
○今回は、平成15年度に実施した四国の一級水系全8水系における、河川空間利用実態調査(直轄管理区間約285q)と、ダム湖利用実態調査(直轄管理5箇所、独立行政法人水資源機構4箇所のダム。)の結果を公表しました。
○主な結果は、年間の水辺空間(河川+ダム湖)利用者は約540万人であり、河川の直轄管理区間(ダム湖の区間を除く。)1qあたりでは約16千人、1ダム湖あたりの平均では約66千人であることが分かりました。
詳細については、下記ホームページでご覧いただけます。
http://www.skr.mlit.go.jp/pres/h16backnum/indexbakkasen.html
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