四国河川ニュース《10/20(土)〜10/26(金)》No.13

1.山鳥坂ダムについて (肱川水系河辺川 愛媛県)

山鳥坂ダム・中予分水に関して次のような記事が掲載されてましたので要旨を紹介します。

平成13.10.29発行:週間愛媛経済レポート

発行元:(株)愛媛経済レポート

 

「分水事業をブチ壊して他に代案はあるのか」

以下要旨

分水を受ける側が分水量が少なすぎる、水の価値が高すぎると注文をつけて「そんな水なら分けてもらわなくていい」という状態では事が成就する筈はない。

分水する肱川流域も水が存分にあり、扱いに困っている訳では断じてない。乏しい余力でありながら、中予地区の将来的な水事情のことを考えると、共助の精神でできるだけ協力しなければならないであろうと、大きな心で、分水を受け入れている。

高いからとか、分水量が少ないからとか条件をつけて計画をブチ壊そうとするのは「水は必要ない」と考えているから。水が必要であれば、そんなことを言う余裕はない筈。

松山の水は石手川ダムと地下水とそれぞれに50%づつ依存している。しかし、先の渇水が教えるが如く、最早、これだけでは十分ではない。

今回の分水事業をブチ壊して、他に有力な代案の準備があるのか。

2.四国のみずべ八十八ヵ所 応募状況

地域が誇れる、後世に伝えたいみずべを公募してから、はや2ヵ月が過ぎようとしています。10月の応募は、9月に比べて少ないものの、小学校から総合学習の一環として授業に取り入れたいとの話もあり、今後の進展が楽しみです。応募の状況を見ると、やはり水に関わりの深い、徳島県、高知県からのものが多くなっています。徳島県では鳴門の渦潮や吉野川、高知県では桂浜や四万十川、愛媛県では肱川や西条市の打ち抜き、香川県では満濃池や津田の松原など有名なものから、人知れず美しい滝や長寿の湧き水までと、あらためて四国にこれほどの財産があるのかと感嘆しています。また、ロゴマークの募集も、非常にチャーミングなものや創造豊かなものなどの応募が来ています。

 
 

 

 「四国河川ニュース」に関するご意見、ご要望や四国の河川についての資料の要求、また河川に関するニュースなどがありましたら、以下までご連絡をお願いいたします。

(連絡先)四国地方整備局 河川部河川計画課  事業対策官小野重充、 課長補佐岡本和宣
  〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
  TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3618(小野)、88-3619(岡本)
四国地方整備局 ホームページアドレス        http://www.skr.mlit.go.jp/               四国地方整備局 ホームページアドレス(河川)   http://www.skr.mlit.gp.jp/jigyo/kasen/        四国地方整備局 ホームページアドレス(四国河川ニュース)http://www.skr.mlit.go.jp/jigyo/kasen/topics/news/news.html