「分水事業をブチ壊して他に代案はあるのか」
以下要旨
分水を受ける側が分水量が少なすぎる、水の価値が高すぎると注文をつけて「そんな水なら分けてもらわなくていい」という状態では事が成就する筈はない。
分水する肱川流域も水が存分にあり、扱いに困っている訳では断じてない。乏しい余力でありながら、中予地区の将来的な水事情のことを考えると、共助の精神でできるだけ協力しなければならないであろうと、大きな心で、分水を受け入れている。
高いからとか、分水量が少ないからとか条件をつけて計画をブチ壊そうとするのは「水は必要ない」と考えているから。水が必要であれば、そんなことを言う余裕はない筈。
松山の水は石手川ダムと地下水とそれぞれに50%づつ依存している。しかし、先の渇水が教えるが如く、最早、これだけでは十分ではない。
今回の分水事業をブチ壊して、他に有力な代案の準備があるのか。
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