四国河川ニュース《2/14(土)〜2/20(金)》No.129


○今週のニュース○
    ○肱川河川整備計画等に係るCATV放送を実施 (肱川水系 愛媛県)
    ○第1回「子供と漁師の水際探偵団」を実施    (渡川水系 高知県)
    ○第3回四万十川自然観察会を開催        (渡川水系 高知県)
    ○平成15年度四国森林・林業研究発表会で「吉野川上流域対策推進懇話会」について
      発表                            (吉野川水系 高知県)
    ○「ようこそ先輩」出前講座を実施           (土器川水系 香川県)
    ○「四国のみずべ八十八箇所61〜63」のご紹介
   


1.肱川河川整備計画等に係るCATV放送を実施
                       (肱川水系 愛媛県)


○大洲河川国道事務所は、2月1日から肱川流域内においてCATVで肱川の治水や環境の現状をお知らせする番組を放送しています。
○放送は、「肱川水系河川整備計画(素案)」を説明しこれに対する流域内の住民の皆様のご意見を伺い、それらを計画に反映させるために行っているものです。
○今後も3月3日まで放送することを予定しており、放送エリア、時間帯は以下のとおりです。
  放送時間帯・・・期間中は毎日放送しています。
     月曜日〜火曜日 9:00〜 9:15、13:00〜13:15
                19:00〜19:15、21:00〜21:15
     水曜日〜日曜日 7:00〜 7:15、 9:00〜 9:15
               13:00〜13:15、19:00〜19:15
               21:00〜21:15

     放送エリア   大洲市、内子町、五十崎町、野村町

○肱川水系河川整備計画(素案)」に対する流域住民の皆様のご意見は、意見交換会、公聴会、ハガキ、インターネット、情報コーナーなどで広く募集しています。

2.第1回「子どもと漁師の水際探偵団」実施される
                       (渡川水系 高知県)

○川は誰のもの、漁師さんのものなの?魚のものなの?それとも僕たちの?・・・
○その答えを探しに「子どもと川漁師さん」が協働して、第1回「子どもと漁師の水際探偵団:水際作戦」(主催:四万十川流域住民ネットワーク
  後援:四万十川自然再生協議会等)が実施されました。
○中村市内の小学生(4〜6年生)60名が参加、子ども達は、四万十川防災ステーションにて、四万十川の説明、漁師さんの話や実技など川についての
  学習をしたあと、川漁師さんと一緒になっての水際清掃を実施しました。
○作業後の話し合いの中で、川に捨ててあるゴミはどうすれば減るのかについて全員で話し合いを行うなか、自分が捨てないこと、捨てる人を見たら注意すること
  など、子ども達での意見交換を行いました。

3.第3回四万十川自然観察会が開催される
                    (渡川水系 高知県)

○2月15日(日)、第3回四万十川自然観察会(主催:四万十川自然観察の会 共催:中村河川国道事務所)が開催されました。
○四万十川流域にある里山として市民にもっとも身近な「為松公園内照葉樹林」を散策しました。
○約40名の参加者は公園内を散策しながら、「とさしもつけの会」の澤良木庄一先生より、樹木の説明を受け熱心にメモをとったり質問するなどしていました。
○四万十川流域の自然と人との共生について学べたと思います。

4.平成15年度四国森林・林業研究発表会で「吉野川上流域対策推進懇話会」について発表
                                                 (吉野川水系 高知県)

○平成16年2月19日〜20日かけて、四国森林管理局において、四国森林・林業研究発表会があり、四国山地砂防事務所からも近藤副所長が
  国土交通省として初めて参加し「吉野川上流域対策推進懇話会について」発表しました。
○研究発表会は、今年で51回と歴史あるもので、今年度は19課題について発表がありました。
○参加者は約120名で大半が森林管理署の職員で、役場からの参加もありました。
○発表内容は、間伐方法、湿原や松原等の保全、外部団体との連携イベントなどについてでした。
○発表時間は、質問時間と合わせ計15分ですが、審査員10名は席を離れることなく、率先して質問されていたことが印象的でした。
○これを機会に、四国地方整備局と四国森林管理局が有機的な連携が行えることに期待したいものです。

5.「ようこそ先輩」出前講座を実施
               (土器川水系 香川県)

○2月20日(金)、香川河川国道事務所の河川と道路の担当者が香川県善通寺市立西中学校を訪問し、進路学習に向けた講話として国土交通省の
  仕事についての話をしました。
○当日はいろいろな職業(自衛官、弁護士、保育士、建築業等)の10名が講師として招かれ、それぞれの職業を希望する生徒を前に1時間(50分)の
  授業の中で講話が行われました。
○国土交通省の仕事については、1年生16名の生徒に対して、仕事の概要を説明したあと、河川に関しては、治水・利水・環境についてわかりやすく?
  説明するとともに、あらかじめ質問があった「土砂崩れがあったときはどのようにするのですか?」等について説明しました。少しは国土交通省の仕事を
  理解し、進路学習の参考になったのではないかと思います。
○講話の後の質問には「大雨となり避難が必要な場合はどのように私たちに伝えるのですか?」「今の仕事でつらいときはどんな時ですか?」
  「うれしかった時は?」などの質問を受けました。
○最後に生徒の代表から、「国土交通省の仕事が私たちにとって大切なものであることが分かりました。仕事をがんばってください。」とエールを送られました。

6.「四国のみずべ八十八箇所61〜63」の紹介
                (四国地方整備局)

【愛媛県】
61番 松山三津内港(愛媛県松山市)
     ポイント:万葉の世には熟田津の港で御津と呼ばれていた。現在は、漁船などの利用が多く、また、魚市場などもあって活況を呈している。
          三津地区から対岸の港山地区の間に今も渡しがあり、多くの人が毎日利用している。

62番 来島海峡展望(愛媛県今治市)
     ポイント:今治・大嶋間の約4キロの海峡で、中渡島、武士島、馬島などが点在する。鳴門、関門海峡と並ぶ「日本三大急潮」の一つであり、来島水軍が
          威を振るった海の難所として名高い。海峡に架かる本四架橋は、21世紀の愛媛県のシンボル的存在である。

63番 宮窪瀬戸(愛媛県越智郡宮窪町)
     ポイント:宮窪町沖合に浮かぶ能島には、村上水軍の城跡があり、日本唯一の海城として国指定の史跡になっている。周辺の海域は潮の大小・干潮により、
          さまざまな表情を見せ“潮流美術館”といわれるほど。漁船に乗って潮流体験ができるイベントもある。


※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 MAP」でご覧いただけます。
  MAPについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局(国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内TEL087-851-8061)
  までお問い合わせ下さい。



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      四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
      〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
      TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(則)
       FAX 087-851-8474(河川計画課)
     

四国地方整備局 ホームページURL(河川)
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 四国地方整備局 ホームページURL(四国河川ニュース)
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