四国河川ニュース《1/24(土)〜1/30(金)》No.126


○今週のニュース○
    ○第10回吉野川フィールド講座を開催(吉野川水系 徳島県)
    ○第22回那賀川流域フォーラムを開催(那賀川水系 徳島県)
    ○肱川水系河川整備計画(素案)を公表、意見交換会始まる(肱川水系 愛媛県)
    ○第3回肱川流域委員会を開催    (肱川水系 愛媛県)
    ○「四国のみずべ八十八箇所52〜54」のご紹介
   


1.第10回吉野川フィールド講座を開催
                 (吉野川水系 徳島県)


○1月24日(土)、第10回吉野川フィールド講座(ダムの働き)を実施しました。
○応募総数100名の中から抽選で37名の方が参加され、午前中は吉野川ダム統合管理事務所で吉野川水系のダム全般について説明を受け、午後には
  富郷ダムを見学しました。
○富郷ダムでは、担当者からダムの概要、役割など説明を受けたあとダムの監査廊に入り、普段あまり見ることのないダムの内部を見学しました。
○参加者は、熱心にメモをとったり質問するなどしていました。このフィールド講座をとおしてダムに対する理解を深めて頂けたものと思います。

2.第22回「那賀川流域フォーラム2030」開催される
                         (那賀川水系 徳島県)

○1月24日(土)、委員23名(全委員35名)、運営会議委員5名参加のもと、「第22回那賀川流域フォーラム2030」が、上那賀町開発センターで開催されました。
○今回のフォーラムでは、「フォーラム委員の考え方を知ろう」と「これまでの検討結果を自由に話し合おう」という内容で、昼休みを挟んで約5時間にわたって、
  委員各々の考え方の発表と自由討議が行われました。
○自由討議は、フォーラム委員から希望の多かった「ダムの有効活用と堆砂問題」、「森林の保全・整備のあり方」について行われました。
○次回のフォーラムは、2月21日(土)那賀川町町民センターにおいて、「河川に関わる教育・文化・広報活動のあり方」などについて議論を進めていく予定です。
 

3.肱川水系河川整備計画(素案)を公表、意見交換会始まる
                              (肱川水系 愛媛県)

○四国地方整備局と愛媛県は、平成16年1月23日に肱川水系河川整備計画(素案)を公表しました。
○この肱川水系河川整備計画(素案)に関し、流域の方々からハガキやインターネットによる意見募集等を行っており、今回提示した素案に対する皆様の意見を
  踏まえ、肱川の河川整備計画づくりを行っていきたいと考えています。
○2月2日からは、流域住民の皆様を対象に意見をお聴きするための意見交換会が肱川流域で始まります。
○意見交換会は、2月2日(月)の野村町(野村町・宇和町)をかわきりに、3日肱川町(肱川町・河辺村)、4日長浜町、5日・6日は大洲市と順次開催します。
○また、2月27日には公聴会の開催を予定しております。
  詳しくは、下記ホームページをご参照下さい。
  http://www.skr.mlit.go.jp/kasen/hijikawa/hiji.html

4.第3回肱川流域委員会を開催
            (肱川水系 愛媛県)

○四国地方整備局と愛媛県は、1月26日(月)、愛媛県大洲市において「第3回肱川流域委員会」を開催し、肱川水系河川整備計画(素案)についての意見を
  お聴きしました。当日は住民の方々約100人が傍聴されました。
○委員会では、「肱川水系河川整備計画(素案)」について事務局から説明が行われ、その後、各委員から河川整備の具体的手順、ダムの水質の問題、
  緑のダムの話題等について多くの貴重なご意見を頂きました。

5.「四国のみずべ八十八箇所52〜54」の紹介
                (四国地方整備局)

【愛媛県】
52番 御幸橋(愛媛県喜多郡河辺村)
    ポイント:古くから三島神社の参道に架けられ、脱藩した坂本龍馬が参拝したときにも渡ったとされている。230年前に架設され、その後、再現・修復
          されたが、クギは1本も使われていない。せめて橋の上だけでも雨露をしのげるようにという先人の知恵と優しさが偲ばれる。

53番 御三戸(愛媛県上浮穴郡美川村)
    ポイント:水中から突起した石灰岩が風化して奇石絶壁となった。軍艦のように見えることから「軍艦岩」の別称もある。毎年7月から8月には
          ライトアップされ、8月下旬には「みかわ川まつり」が開催される。付近には「御三戸遊園地」があり、ボート遊びやキャンプが楽しめる。

54番 面河渓谷(愛媛県上浮穴郡面河村)
     ポイント:四国の最高峰、石鎚山に登るスカイラインの入口にある。樹齢数百年の原始林、断崖、奇石、滝が織りなす渓谷美は西日本一ともいわれる。
          おもごふるさと市場、道の駅があり、釣り、キャンプ、ハイキングなどでリフレッシュできる桃源郷である。


※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 MAP」でご覧いただけます。
  MAPについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局(国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内TEL087-851-8061)
  までお問い合わせ下さい。



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       FAX 087-851-8474(河川計画課)
      

四国地方整備局 ホームページURL(河川)
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