四国河川ニュース《11/29(土)〜12 /5(金)》No.119
○今週のニュース○
○四国治水事業促進懇談会開催される
○第2回肱川流域委員会を開催 (肱川水系 愛媛県)
○「四国のみずべ八十八箇所31〜33」の紹介
1.四国治水事業促進懇談会開催される
○11月28日(金)東京都千代田区の東条インペリアルパレスにおいて、「四国治水事業促進懇談会」(主催:四国治水期成同盟連合会及び四国河川
協議会)が開催されました。
○当日は、四国選出国会議員7名、代理人出席12名のご臨席のもと四水連会長澤田中村市長の挨拶から始まり、愛媛選出の関谷勝嗣議員より
国会議員を代表して「国づくりは、災害対策が基本であり、財政は厳しいが、特に地形が急峻で雨の多い四国においては治水予算をしっかり確保する
必要がある。」との挨拶が行われました。
○国土交通省・清治河川局長より、「財政は厳しい状況にあるが、選択と集中により必要なものはやっていく、継続は力なり、出せる限りの知恵を
出してほしい。」との挨拶があり、引き続き、南部四国地方整備局長から「予算が厳しいといっていても災害はやってくる。予算が少なく事業の完成が
遅れると安全、安心が遅れる。」との挨拶がありました。
○その後、四国河川協議会会長職務代行者副会長桝田大洲市長による総括要望及び補助事業総括要望の後、逢坂美馬町長(吉野川)、長原丸亀市
助役(土器川)、桝田大洲市長(肱川)、塩田伊野町長(仁淀川)からそれぞれ要望が行われました。
2.第2回肱川流域委員会を開催
(肱川水系 愛媛県)
○12月1日(月)、愛媛県大洲市において肱川の河川整備計画案について意見を頂く「第2回肱川流域委員会」を開催しました。
○委員会では、「肱川の洪水と治水対策」、「河川環境と維持管理」、「肱川の水質と保全対策」などについて事務局より説明が行われ、その後、
各委員から治水対策、河川環境等について多くの貴重なご意見を頂きました。
○会場には、傍聴席が設けられ住民の方々約200人が傍聴しました。
○前回の委員会では、一部市民活動家が委員会開催阻止を図ろうと会場内外で混乱があり、後日、公務執行妨害及び傷害で告発する残念な事態と
なりました。
○今回は、会場警備に万全を期し、平穏のうちに委員会を終えました。今後も委員会は、公開で行います。円滑な進行のため、傍聴の方の御協力を
お願いします。
3.「四国のみずべ八十八箇所31〜33」の紹介
(四国地方整備局)
【高知県】
31番 かめ岩のみずべ(高知県長岡郡本山町)
ポイント:吉野川支流、汗見川にある亀の形をした巨大な岩。夏は家族連れでにぎわい、子供たちは大喜びで岩の上から見ずに飛び込む。
「汗見川を美しくする会」が住民全員参加で一斉清掃を実施し、清流マラソンや汗見川ほのぼの体験ツアーなどのイベントも盛ん。
32番 瀬戸川渓谷(高知県土佐郡土佐町)
ポイント:平家の落人伝説が残る稲叢山に源を発する渓谷。庭石として珍重される”吉野の青石”が累々と重なり、秋の紅葉とのコントラストが
美しい。中間点には勇壮なアメガエリの滝がある。豊かな森を育てるための植樹活動も活発に行われている。
33番 氷室の大瀧(高知県土佐郡本川村)
ポイント:古くから山岳信仰の修験者の清めの瀧として知られる。南国高知にありながら冬には凍結し、氷の造形美を堪能できる。凍結した氷は
保存され、7月の「氷室まつり」で人々にふるまわれる。大八車に乗せてリレーで運ばれ、高知城にも献上される。
※写真等詳細は四国地方整備局ホームページhttp://www.skr.mlit.go.jp/または「四国のみずべ八十八カ所 MAP」でご覧いただけます。
MAPについては「四国のみずべ八十八カ所」実行委員会事務局(国土交通省四国地方整備局河川部河川計画課内TEL087-851-8061)
までお問い合わせ下さい。
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四国地方整備局 河川部 防災対策官 則 勢
〒760-8554高松市福岡町4丁目26−32
TEL 087-851-8061(代) マイクロ88-3125(則)
FAX 087-851-8474(河川計画課)
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