「東南海・南海地震に対する四国地方整備局のアクションプラン」 |
今後30年間に50%の確率で発生すると言われている南海地震による被害を最小限に抑えるため、四国地方整備局では、 ハード・ソフトの両面から具体的な地震津波対策をアクションプランとして平成16年3月に取りまとめました。 |
地震・津波対策の進め方 (1)ハードソフトの組み合わせ、地方公共団体との連携により、死者ゼロを目指します。 (2)地震・津波に強いネットワークの強化及び被災後の速やかな復旧を目指します。 |
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「河川での南海地震対策着眼点」 |
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●南海地震対策の実施 ![]() |
南海地震が発生した場合、津波の遡上する可能性の高い吉野川、那賀川、物部川、仁淀川、四万十川において 津波遡上シミュレーションを実施しています。 今後は、この結果をもとに、樋門開閉装置の高速化、構造物・堤防補強等のハード対策及びハザードマップの作成支援等のソフト対策を 計画的に実施することとしています。 |
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●津波危機管理対策緊急事業の創設
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平成18年度実施箇所 宍喰浦海岸外10海岸 | |
東海、東南海・南海地震等に伴う津波及びゼロメートル地帯における高潮災害から人命を最優先に防護するため、緊急的な危機管理のための海岸保全施設の防災機能の確保及び避難対策に係る堤防破堤防止のための緊急改良・水門等の自動化・遠隔操作化・耐震調査・津波ハザードマップ作成支援などのハード・ソフトにわたる対策を総合的に実施する制度を創設しました。 |
津波・高潮危機管理対策緊急事業 一連の防護区域を有する海岸において、地方が作成する津波・高潮危機管理対策緊急事業計画に基づき、5年以内に、以下の対策を総合的に実施する。 |
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◆支援メニュー (1)水門の自動化・遠隔操作化等 (2)津波防災ステーションの整備 (3)堤防護岸の破堤防止 (4)津波・高潮ハザードマップ作成支援 (5)津波情報提供施設の設置 (6)避難対策としての管理用通路の整 (7)避難用通路の設置 ※ ゼロメートル地帯における高潮対策について拡充 |
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