■みずべの魅力 四国のほぼ中心、徳島県池田町から山道を登って辿りつくのが黒沢湿原です。 全国的にも珍しい湿原植物の中をきれいに整備された遊歩道で散策できるようになっています。 遊歩道の途中のわき道をそれ、黒沢湿原を囲む丘陵の頂上に登ると、展望台があります。 そこからの眺めは、黒沢湿原一だといえます。湿原植物の群生が柔らかな芝生のようで、 山間にぽっかりと開けた湿原が不思議な安らぎをあたえてくれます。遊歩道の最後には、 湿原を潤し巡った水が滝として流れ落ちる、たびの尻滝があります。モミジに囲まれた非常に端正な滝が見られます。 ■歴史 ■環境 全国的にも珍しい湿原植物が自生していて、サギ草をはじめとする「黒沢の湿原植物群落」が徳島県の天然記念物に 指定されています。 サギ草の他にも、トキソウ、オオミズゴケ、キセルアザミなど、200種類以上の草花が自生しています。