■みずべの魅力
室戸阿南海岸国定公園の最南端、太平洋に突き出した岬が室戸岬です。
室戸岬の先端から東に約2kmにわたって、「乱礁遊(らんしょうゆう)歩道(ほどう)」という遊歩道がつけられています。
太平洋の荒波にもまれた荒々しい岩々の間をぬうように続く遊歩道を歩くと、黒く上に尖った岩や、
そこに波が砕ける様子や音など、いかにも太平洋という風景を楽しむことができます。
遊歩道は、ところどころで海岸の林の中を通るため、黒い岩の海岸、白っぽい石の礫浜、
多肉植物など亜熱帯の植物が生える緑のトンネルなど、変化に富んだ遊歩道で、
約2kmの道のりも飽きることがありません。遊歩道は比較的歩きやすく整備されていますが、
たまに遊歩道からはずれて岩に登ってみたりして、ここぞという写真スポットを見つけるのも楽しい体験です。
ここのもうひとつ楽しみは眺望です。遊歩道近くにある「さんさんむろと!!地球が見える展望台」は海岸に近いため、
岩や荒波の様子とともに太平洋を眺められます。
■歴史
■環境
室戸岬の海岸付近は、室戸阿南海岸国定公園の一部に指定されています。
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