■みずべの魅力
父母ヶ浜は、西に面した遠浅の海で、東と南をみかん畑の丘陵で囲まれた砂浜です。
夏には桟敷や売店も出て、海水浴が出来ます。遠浅の海のため、家族連れの海水浴客で賑わいます。
またここは、干潮時に砂浜にできる水路の模様が美しいところです。
南にある丘陵から見下ろすのも、浜の一段高くなっているところから眺めるのも、ともに素晴らしい風景です。
広大な砂浜の向こうには、燧灘(ひうちなだ)が見え、海に向かって右には大蔦島、小蔦島が浮かぶ、穏やかな海岸風景を楽しむことが出来ます。
また、砂が細かいため、寄せては引く波によって細かい模様がつけられ、広大な砂浜が細かく波打つ幻想的な風景も見られます。
西に面した父母ヶ浜は、「日本の夕陽百選」に選ばれた夕陽の名所でもあり、
写真愛好家たちの絶好の撮影スポットとなっています。日の入りと干潮の重なる日に、カメラを持って出かければ、
とっておきの一枚が撮影出来ます。
■歴史
昔いなくなった子供を捜していた夫婦が峠で賊に襲われ、子供が地蔵になって助けたのが名前の由来です。
■環境
海の浄化活動等により在来のハマグリが復活しました。ハクセンシオマネキ、ハマボウ等の海浜動植物も豊富です。
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