■みずべの魅力
香川県三豊市の郊外に香川県地方の水環境を支えてきた「香川用水記念公園」があります。
ここには香川用水の東西分水工と呼ばれる、水を香川県全域に満遍なく行き渡らせるための施設があります。
その周囲には水を公園内まで引き込んで造られた、じゃぶじゃぶ池や水車小屋などが設けられていて、
水を「体感」できるようになっています。
公園の核施設として、水の資料館があります。ここでは、香川県の地勢から始まり、
香川県の水利開発や香川用水などが、図版、映像、音声によって分かりやすく解説されています。
資料館をまわることによって、子供のみならず、大人も楽しみながら「香川の水」を理解することができます。
■歴史
明治18年、大久保甚之丞が「隧道開削願」を内務省へ提出したのが始まりです。
用水不足を全面的に解消するため「吉野川総合開発計画」の一環として、
吉野川の水を香川県に導水する事業が行われ昭和53年全面通水しました。
香川用水は香川県の歴史・文化を象徴する施設として人々に大切にされています。
香川用水記念公園は、平成9年5月、県立公園として開園して以来、水の公園として大変好評です。
■環境
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