
ボラド博士じゃ。
今回もみんなが使っている国道に潜むナゾをお見せしよう!
ボラド博士!今回はどんな謎でしょう?
今回のナゾは、高松市内の『国道11号』じゃ。
本当にここにナゾがあるんですか?
ボクには特に変わった様子のない普通の国道にみえますが・・・?
まあ待て。
よ~く見てみい。
中央分離帯に何かあるのに気がつかんか?
んー・・・。
あ!!
コンクリートの囲いのようなものがありますね!
そうじゃ。
今回はあそこに潜入するぞ。
えー。。囲いの中にはなにもありませんよ・・・?
まあ慌てるな。ここは地下に空間があるのじゃ。
さあ、入るぞ。
おぉぉぉ!!
どうじゃ!
地上からは見えないが、 地下はこのようになっておる。
国道の下が洞窟みたいになっているなんて・・・。
でもなぜこんな所に水が?
ここには元々、出水(地下からの湧水)があって、付近の田んぼへ
水を送っておったのじゃ。
だが、ここに道路を作ることになり、この自然の恵みを残した形で
道路を作ったのじゃ。
ほれっ、触ってみなさい。地下水だから冷たいぞ~。
本当ですね!とても冷たくて氷水みたいです!
雨が少なくても、ここにはこんなにも水があるんですね!
そうじゃな。
この水は地下水路を通って外の水路に流れるようになっておるぞ。
ここは普段は危険だから、入れないように閉めておるが、
年に1回点検のため入っておるのじゃ。
そうなんですね!
あ!
ボクがここを通るときに気になっていた道路の線は
出水を守るために作られた橋と道路のつなぎ目だったんですね!
その通りじゃ!よく気がついたのう。
道路脇にこの出水の記念碑があるから、是非見て欲しいのう。
残念だが、この場所は外からは見えないし、
中央分離帯で危険だから入るのは禁止じゃ。
今回はここまでじゃ。
次回も楽しみにしておいてくれ。