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活断層とはなに? | |
活断層とは、最近の地質時代に繰り返し活動し、将来も活動する可能性のある断層のことです。 「[新編]日本の活断層」によれば、下図に示すように、日本の陸域だけでも2,000以上の活断層が記されています。まだ見つかってない活断層も考えると、日本中いたる所に活断層があると言っても良いくらいです。「これまでの大きな地震は?」のところで、平成8年〜15年までに被害のあった地震を載せていますが、内陸部で起こっている地震の多くは活断層による地震です。 まだ記憶に新しい1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、淡路島の「野島断層」という活断層が動きました。 なお、四国にも「活断層」があります。鳴門市から伊予市にいたる北四国側を貫くように走っている「中央構造線活断層系」は、わが国を代表する第一級の大活断層です。 |
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日本列島の活断層分布図 | |
(出典:「地震調査研究推進本部」加筆修正) | |
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活断層では、下図に示すように、断層を境に段丘や尾根のずれ、河川の屈曲などいろいろな地形が現れる場合があります。四国では、愛媛県の東予地方でこのような地形が見られます。 | |
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活断層のずれによってできた地形 | |
(出典:「地震調査研究推進本部」) | |
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