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第19回吉野川上下流交流大会

平成27年11月23日(月)(祝)土佐町の森林に四国4県から約80人のボランティアの方々が集い、森林の間伐体験を行いました。主催は、四国三郎(吉野川)ふれあい会議で、民間機関代表者、水源地域のいの町(旧本川村)、大川村、土佐町、本山町、大豊町、三好市の6市町村、受益地域の4県、四国地方整備局<事務局は当事務所>及び(独)水資源機構等で構成しています。

吉野川上下流交流大会は、「受益地域の人々が感謝の気持ちを込めて水源地域への貢献と水源地域との交流」を基本理念として実施しており、受益地域の方々に水の源を訪れていただき、「森林整備体験」、「ダム見学」を通じ、水資源の有限性や水資源施設、水源林の重要性について考え、地元の方々と交流を図り、さらには水源地域に対する理解を深めることを目的に開催しています。

開会にあたり、主催者を代表して開催地土佐町の和田守也町長に歓迎のご挨拶をいただいた後、四国地方整備局の鷲津河川情報管理官から挨拶をいただきました。また、間伐作業場所において、土佐町森林組合の永野組合員他3名に作業の安全指導をいただき、2グループに分かれて作業を開始しました。参加した方々は、お互いに協力しながら要領良く間伐を行いました。
また、間伐木からコースターを作成し記念品として持ち帰っていただきました。

参加者からは「貴重な体験ができた。」や「森林やダムの大切さがよく解った。」等の感想をいただきました。

間伐体験後は、同日、土佐町で開催されている『産業文化祭』に参加し、「木工まつり」の木工教室で間伐材を使って椅子やクリスマスリースを作ったり、「ふるさとうまいもの市」で地元産のおいしい食材を食すなど、上下流の交流を図りました。また、早明浦ダム見学を行い、水源林や水資源施設の重要性や水源地域に対する理解を深めていただきました。

より良い水源地域創造のため、今後も関係者の協力を頂き、吉野川の上下流の交流がより一層促進されるよう本会を継続して実施してまいります。


集合写真(四国4県から約80名の方々が参加されました)

<記者発表資料>
第19回 吉野川上下流交流大会について(PDF)