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第17回吉野川上下流交流大会

平成25年11月10日(日)、早明浦ダム湖畔林に四国4県から約100人のボランティアの方々が集い、樹木の間伐を行いました。主催は、四国三郎(吉野川)ふれあい会議で、民間機関代表者、水源地域のいの町(旧本川村)、大川村、土佐町、本山町、大豊町、三好市の6市町村、受益地域の4県、四国地方整備局〈事務局は当事務所〉及び(独)水資源機構等で構成しています。 今回は平成7年に「早明浦ダム1万本植樹祭」が開催された箇所の一部において、土砂流出や濁水が発生しにくい湖畔林とするために間伐作業を実施しました。

開会にあたり主催者を代表して開催地大川村の和田知士村長からご挨拶をいただきました。また、大川村森林組合の和田専務理事他10名に作業の安全指導をしていただき、4グループに分かれて作業を開始しました。参加した方々は、お互いに協力しながら要領良く間伐を進めて、一部からは早明浦ダムの満々とした湖水面が見通せるようになりました。作業後、参加者は地元の大川村の村の駅及び早明浦ダム見学を行い、地元の方々との交流を図るとともに水源林や水源施設の重要性、水源地域に対する理解を深めて頂きました。

参加者からは「もっと間伐したい。」、「早明浦ダムに来たことはあるが、大川村に来たのは初めて、ダムにたくさんの水が貯まっていて安心した。」「ダムの中にトンネルが有るのに驚いた。」等の感想をいただきました。また、大川村の村の駅では、土佐はちきん地鶏やちらし寿司などの地元特産品を購入したり、手芸品を鑑賞するなど、楽しく交流を図りました。

より良い水源地域創造のため、今後も関係者の協力を頂き、上下流の交流がより一層促進されるよう本会を継続して実施してまいります。


集合写真(四国4県から約100名の方々が参加されました)

<記者発表資料>
第17回 吉野川上下流交流大会について(PDF)