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第15回吉野川上下流交流大会

平成23年10月29日(土)に黒沢湿原(徳島県三好市池田町漆川)におきまして、「第15回吉野川上下流交流大会」を開催しました。主催は、「四国三郎(吉野川)ふれあい会議」で、国、四国4県、嶺北4町村、三好市、いの町(旧本川村)、水資源機構などで構成しています。

「吉野川上下流交流大会」は、平成6年の大渇水を契機に水源地域の大切さが認識されるようになったのを受け、それ以後、植樹等を通して水源地域と受益地域の交流を目的に始まりました。
平成7年度には「早明浦ダム1万本植樹祭」を行い 、平成8年度からは四国4県の子どもたちがダム水源地域に集い合い、スポーツ等を通して交流を深めるなど「川の日吉野川スポーツ交流大会」として開催。これまで平成20年度までに計13回にわたって実施してきました。

昨年度の第14回大会からは、「受益地域の人々が感謝の気持ちを込めて、“水源地域への貢献”と“水源地域との交流”を行うこと」を基本理念とし、受益地域の方々に水の源を訪れていただき、自然や樹木などに親しんでいただくことによって参加者間の交流を行うとともに、水源地域に対する理解を深めることを目的に開催しています。

今回の第15回大会は、四国三郎(吉野川)ふれあい会議会長である俵徹太郎三好市長のあいさつより開始し、四国4県から参加いただいた約80名の方々に黒沢湿原の檜林の間伐や湿原内の葦刈りを体験していただきました。参加者からは、ヤマミミズをヘビと間違えて悲鳴をあげたり、間伐した檜を輪切りにしてコースターを作ってお土産にしたりと随所に笑顔が見られ、有意義な大会となりました。
また、黒沢湿原での作業後、池田ダムにおきましてダム見学も行いました。

今後も、吉野川上下流の交流の活発化と水源地域と受益地域の健全な交流を目指し、継続して開催して参ります。


全体写真(四国4県から約80名の方々が参加されました)

<記者発表資料>
第15回 吉野川上下流交流大会について(PDF)