山鳥坂ダムブログ

「うかい開き」が開催されました

平成29年6月16日

事業計画課の吉岡です。


6月に入り肱川の夏の風物詩である「 鵜飼 ( うか ) い」がはじまりました。1日には「うかい開き」 が開催されましたが、今年は鵜飼いを観光事業化してから60周年目とのことで、河原での神事の前には、大洲市役所で記念式典も開催されました。

日本三大鵜飼いに数えられるこの「大洲のうかい」は、昭和32年に清流肱川を利用した観光事業として開始されたそうです。

【記念式典の様子】


60周年を記念して新造された屋形船「臥龍1号」もお披露目されました。

【屋形船「臥龍1号」】


河原で神事が行われた後、荘厳な臥龍太鼓に見送られつつ、みなさんそれぞれの屋形船に乗り込みました。

【神事の様子】

本日の鵜飼いで活躍する鵜もお披露目されました。

【臥龍太鼓の演奏】

この日は全部で21隻の屋形船が出航しました。


日が沈み、辺りが暗くなると、川に浮かんでいる屋形船はとても神秘的に見えました。

屋形船のゴール地点では、最後に大きな打ち上げ花火があがり、大洲城を背景に開く花火が鵜飼いの最後を締めくくるとともに、肱川の夏の始まりを告げているかのようでした。

【大洲城と打ち上げ花火】


私も岸から初めて「鵜飼い」を見物しましたが、とても風流に感じました。

今回私が見物した夜の鵜飼いの他に昼間の鵜飼いもあります。

小さなお子様連れの方も安心して乗船できるのではないでしょうか。


今年は、鵜飼い60周年を記念して6月5,6日に「うかいサミット」が 開催されました。

全国10箇所の関係者約100人が集い、鵜飼いの将来展望に向けた意見交換が行われたようです。


鵜飼いは9月20日まで開催されています。

今度は見物ではなく、実際に船に乗って鵜飼いを堪能したいです。

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