山鳥坂ダムブログ

肱川あらしを観てきました

平成28年12月13日

工務課の壬生です。


平成28年12月3日(土)の朝、「肱川あらし」を観てきました。


夜明け前の6時半頃に、肱川河口近くの右岸側の小高い山の上にある「肱川あらし展望公園」に行きました。 到着すると、すでにカメラを構えた方が何人もいらっしゃいました。

目の前の肱川に目を向けると、上空にまるで大きな龍のような雲が悠然と河口に向けて進んでいました。

次に、河口に目を向けるとその雲が伊予灘に向かって扇形に広がっていました。

さらに、対岸(左岸側)に目を向けると、日の出前の赤い空と肱川あらしの雲とが重なり合い、何とも言い表せない幻想的な風景になっていました。

展望公園でしばらく眺めた後、眼下に見える長浜大橋に移動しました。

川面からも霧が立ち上り、上流からの雲と重なりつつ、橋の上を霧が吹き抜けていきました。

橋を渡りきると、橋の上の強風が嘘のように、微風で穏やかな空間になっていて、まるで別世界といった感じでした


ブログタイトルを「観る」ではなく「体験」に変えた方が正しいのではないかと思えるような貴重な現象を体験することができました。

私は肱川あらしを初めて生で見たのですが、その迫力に圧倒されました。


まさに百聞は一見にしかずとはこのことです。 早起きと寒さは辛かったのですが、それをはるかに上回る感動を味わい、大満足な一日の始まりとなりました。


みなさまもぜひ、大洲ならではの風物詩を体験してみませんか。

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