2.四国のみち・・・四国での取り組み

<事業の定義>
 四国88ケ所を連絡するルートで、道路事業者自体が事業主体となり、歩車道の整備や標識・石柱道標の整備を進めてきたもの。
 人と人のふれあいや交流の場を通じて提供できるみちづくりを目指すとともに、“へんろ道”の保全活用を図ることを目的としている。
 自分の足でゆっくりと歩きながら森や川、野鳥のさえずりなど、自然の中で地方の特色ある文化や歴史と親しむための自然歩道である。
 コースは自然公園の地域や由緒ある社寺、天然記念物などの所在地を通り、急な山道や平坦な道など変化に富んだ道で結ばれている。
 コース内には案内板、道順を示す標識、文化財などの解説板、また各所に休憩所を設置してある。
 徒歩や自転車で、安全快適に巡れるような整備を行っているため、実際の遍路道とは多少異なる部分もある。実際の遍路道とは約60%が重複する。