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こんなところにバリアフリー
 
 1 バリアフリーの目的・整備
 
  高齢者や障害者などの方が自立した日常生活及び社会生活を確保するために道路のバリアフリー化基準(移動等円滑化基準)への適合を目的としています。
   
公共交通機関を利用される方が、目的地までの道路を通行する際の『安全性の確保』『利便性の向上』を図り安心して通行できる歩行区間を整備しています。
 
 2 バリアフリーの整備事例紹介
 
  快適な歩行空間を確保するため、あらゆる場所にバリアフリーを整備しています。
バリアフリーの整備事例を一部紹介します。
192号八百屋町西 横断歩道橋エレベーター
商店街や業務施設、官公庁が集結しているエリアとJR徳島駅を結ぶ、横断歩行者の多い場所にエレベーターを設置しました。移動の利便性と、より高い安全性を確保しています。また、塔屋の外装には乳白色のガラスブロックと磁器タイルを使用しており、夜にはガラスブロック内の内照ランプが点灯するなど、景観にも配慮しています。
 
佐古地区 視覚障害者誘導ブロック
「すべての人にやさしい街づくり」をコンセプトに、誘導ブロックにも配慮しています。カラーリングは、どんな状況においても見やすいアイボリーを採用しました。道路とのコントラストによって見やすいのはもちろん、自然色に近いことから、景観にもやさしいカラーリングと言えるでしょう。
 
佐古地区 自転車通行帯の段差解消
車椅子の通行や自転車の無理ないすれ違いなどを考慮し、段差を解消しました。これにより、自転車と歩行者の錯綜事故を回避できます。またこの区間は、平日の昼間12時間で約3800台の自転車が通行することから、現行の自転車通行帯を広げる工夫もなされています。舗装材もバリアフリー型平板ブロックを採用することで、障害のある方でも安心して通行できる歩行空間を創り出しています。
 
ご紹介したエレベーターの設置や段差解消をはじめ、今後もさまざまな場面であらゆる人にやさしい道づくりに取り組んでいきます。
もちろん、景観にもやさしいデザイン性やカラーリングを配慮します。
 
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