現在の一般国道55号(日和佐道路計画区間)は、徳島県南地域にとって唯一の幹線道路ですが、防災上危険な箇所が多数存在するため、異常気象時には事前通行規制が行われています。
　日和佐道路はこのような通行規制を解消し、国道55号の代替路として常時通行可能な道路の確保を実現することで、地域の利便性向上や救急医療施設へのアクセス向上などを図り、地域活性化を支援するものです。
　また、日和佐道路は、高規格幹線道路網の空白地帯である徳島県南部～高知県東部の四国東南部にとって重要な役割を担う地域高規格道路阿南安芸自動車道の一部で、「四国8の字ネットワーク」を構成する道路です。これにより、徳島県南地域と高知県安芸地域及び徳島市を中心とする県中央地域の生活圏、さらに京阪神をはじめとする本州との交流連携を支援し、高速性、安全性の確保に資するものです。
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（更新日：平成２３年７月１３日）