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近年、豊かでゆとりのある質の高い国民生活や良好な環境を求める国民の二一ズの増大に伴い、今日では河川は単に治水、利水の機能を持つ施設としてだけでなく、河川のもつ多様な自然環境や水辺空間がうるおいのある生活環境の舞台としての役割を期待されるようになってきている。
しかし、改正前の河川法は、治水、利水を中心に規定され、「河川環境」(河川の持つ自然環境、河川と人との関わりにおける生活環境)が明確に位置付けられていなかった。
このため、今後、河川行政において水質、生態系の保全、水と緑の景観、河川空間のアメニティといった国民のニ一ズの増大に応えるべく、河川法の目的として、治水、利水に加え、「河川環境の整備と保全」を位置付けたものである。 |
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整備前 |
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整備後
当初人工的な水路だったが、水域と陸域の連続性を確保し、親水性の高い河川に生まれ変わった。 |
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千曲川
高水敷の豊かな植生とワンドに生息する魚類の保全を考え、自然環境に配慮した工夫を凝らしている。 |
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水質汚濁の著しい河川の水環境を改善
(河川浄化事業) |
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潤いとふれあいのある良好な水辺空間の創出
(河道整備事業) |
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平瀬川浄化施設(神奈川県川崎市)
野川浄化施設(東京都世田谷区) |
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親水護岸の整備例 |
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魚道の設置等により魚類の遡上環境を改善 |
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自然の緑豊かな川、水遊びのできる川に再生 |
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[河川法改定の趣旨] [新しい河川整備の計画制度] |
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