吉野川と地域文化・景観を考えるワークショップ


吉野川と地域文化・景観を考えるワークショップとは?


吉野川中流部の無堤地区である加茂第二箇所における、地域の文化や景観に配慮した堤防整備の計画づくりに関して、地域の皆さんとともに地域の文化や景観の姿を明らかにし、地域文化・景観に配慮した堤防整備を行う上での幅広いご意見をいただくことを目的とした住民ワークショップです。




主催:吉野川中流域地域文化・景観懇話会

 
吉野川中流域地域文化・景観懇話会(会長:山中英生/徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 教授)は、 国土交通省徳島河川国道事務所が、吉野川の良好な景観形成に関する計画策定にあたり、加茂第二箇所をモデルケースに、幅広い観点からの検討を行うことを目的に設置している組織です。



内容

下表に示す検討テーマを定めて、段階的な議論を行い、具体的な堤防整備の配慮事項を検討していきます。
開催日
テーマ・内容
開催結果
8月11日

第1回 「加茂第二箇所」を知る・学ぶ

・昔の吉野川の使い方、体験など参加者の身近な話を聞く。

・話を通して、変わってしまったもの、変わらずにあるものを整理してみる。

ニュースレター第1号
9月13日

第2回 自分にとっての「大切な地域文化・景観」について考える


・吉野川の現地を改めて見てみることで変わってしまった、変わらずにあると思っていたものの現状を知る。
ニュースレター第2号
10月13日

第3回 「大切な地域文化・景観」と堤防整備との関係について考える


・堤防の規模、整備の影響を知る。

・大切な地域文化・景観と堤防整備の関わりを知り、どうなったら良いかを考える。
ニュースレター
第3号
11月12日

第4回 堤防整備の方向性、理想のイメージや姿について考える


・自分たちが求める地域の姿、堤防の姿とするために、具体的にどうしたらいいか議論する。

・具体的なあり方について、スケッチ等を用いてイメージを共有する。
ニュースレター
第4号
12月10日

第5回 地域文化・景観に配慮した堤防整備の具体イメージ、配慮事項について検討確認する


・参加者のイメージを踏まえて、スケッチ等を用いながら堤防の姿を具体的にする。
ニュースレター
第5号
 
8月20日


子供達の現在の遊び場、希望する遊び場について把握する


・子供達に川での遊び、学習を体験してもらう。

・川での体験を通して、現在の遊び・遊び方、希望する遊び場・遊び方を話し合う。

 

 

 

※このワークショップの開催については、徳島大学地域創生センターが地域貢献事業としてご協力いただいています。