2001年2月24日 第12回吉野川懇談会資料

 ■第11回懇談会の概要

 第11回懇談会では、まずはじめに、進行スタッフから中間提言以降に懇談会で出された意見を整理した資料の説明がありました。
 その後、進行役から第十堰問題の参考になりそうな3つの事例の紹介があり、その事例から学べるものをグループで話合いました。
 議事では、「可動堰を選択肢として残すかどうか」で膠着している事態をふまえて、どのような方向が考えられるか、また、どのような検討の場であるべきかということについて進行役からたたき台の提案があり、これを元に話し合いました。
 「白紙」からの議論ということでは、これまで抜け落ちていた課題をきちんと検討することが先決であり、そのような視点に立って、再検討する場合のスタートラインと方向性を考えようという提案がなされました。
 また、従来の議論は、何かひとつの方策で物事を処理しようとする考えが主流になっているけれども、時間や状況の変化を考えて、小さな対策を積み重ねていくという発想の転換も必要ではないかという提起がされました。
 話合いでは、再検討のスタートラインと方向性に関する二つの方策を最終提言に盛り込むことが確認されました(「可動堰」などの言葉の使い方には異論もあるので第12回に再整理する)。
 どのような「検討の場」を用意すべきか、どのような市民参加の仕組みを考えたらいいかということについては、第12回の懇談会で検討することになりました。

 <参加メンバー(敬称略)

●第4テーブル
・伊勢 廣
・井上 久子
・河野 寛
・岸本 検次
・七條 賢市
・登川 禎郎
・森本 茂行

(スタッフ)
  奥村玄

(進行役)
吉村伸一

●第3テーブル
・井上 好史
・岡久 行徳
・木村 晴夫
・谷口 将
・平田 勝正

(スタッフ)
  松尾初美

●第1テーブル
・岡本 賢
・小松 元
・谷口 光男
・豊田 雅信

(スタッフ)
荻原礼子

●第5テーブル
・後藤田 佳男
・酒井 勇治
・森 公利
・山田 昌弘

(スタッフ)
 西村織香

●第2テーブル
・青山 郁雄
・岡内 淑夫
・尾崎 三郎
・倉良 重良
・寺岡 茂
・中村 英雄

(スタッフ)
  橋本忠美

 (話し合われた内容のまとめ)
   懇談会で話し合われた内容を、以下の項目で整理しました。詳細は次頁以降に掲載しています。

●全体討議のまとめ
  1. 議事1「対話の実現に向けた方策を考える(その1)」について 
  2. 方策1,2の考え方について討論の最後にメンバー全員に聞いたまとめ
  3. その他

●グループ討議のまとめ「参考事例から学ぶこと」
  1. 議論の順番や方法について
  2. 中立機関について
  3. 情報公開
  4. その他

●グループ代表者発表のまとめ