議事2:(2)次のステージに向けた検討課題(1)

2000.11.11 第9回吉野川懇談会 


4.課題の整理

団体訪問でわかったこと
対話の前提条件が整っていない
白紙の意味(スタート地点と方向性)の解釈がちがう
・ 住民投票結果を尊重すべき/何でもあり
・ 建設省は可動堰を再び持ち出すのでは?
共通のテーブルはすぐにはできそうにない
現状では互いに主張しあうだけだろう
双方が認める権威・存在が必要
共通のテーブルの前に土壌づくりが必要
懇談会に期待している/懇談会は解散を
今後の検討課題
対話の前提条件をめぐるいきさつや現状を正確に把握し、いくつかの打開策を検討する
共通のテーブルの前に、ゆるやかなテーブル、土壌づくりが必要
共通のテーブルの前に、何らかの形の「中立機関」による調停などが必要かもしれない。
共通のテーブルとは別の枠組み(例:アセスの会の提案など)を検討する
懇談会の位置・役割の再整理

■問題解決に向けたイメージ(複数の道筋)

テーマ1:対話のネック/解決への道筋

対話のネック
白紙の解釈の違い
住民投票の受け止め方
・ 住民投票結果を尊重し可動堰以外の方向で
・ 可動堰含めて何でもあり
建設省の考え方/選択肢
懇談会も対話のネック
懇談会や訪問団会議で出た意見
建設省としてのスタートラインを示す
公正・中立の仲介役をたてる
懇談会は、テーブルの構成員とはならない、テーブルができたら解散すると表明する
テーブルのメリットを強調する
対話の方法をもっと勉強していけばよかった

検討事項
建設省が考えているスタートラインや方向性、選択肢とは?
懇談会としてはどう考える?
仲介役(次のステージと考えてもいいと思われる)とはどのようなことが考えられるか?
・ アセスの会の提案(共通のテーブルではなく中立機関の設置)
・ 成田空港方式(隅谷調査団)
・ 愛知万博方式
・ 千歳川放水路方式
・ このような「共通のテーブル」以外の方法も次回以降検討してみませんか?。
懇談会のスタンスやテーブルのメリットを強調することは必要だと思いますが、白紙をめぐる根本的な解釈の違いに関してはどうなのか、もう少し話し合ってみましょう。
はがきアンケートの中に、「往復はがきで市民意見を把握する」ようなことをしたらどうかというのがありました。これは、解釈が分かれている「白紙」に関する市民意見を把握する、あるいは、スタートラインや方向性を考える上でひとつの方法かもしれません