台風9号による出水状況をとりまとめましたので、お知らせ致します。
- 台風9号に伴う豪雨により、旧吉野川でははん濫注意水位(大寺橋水位観測所)を超える洪水が発生しました。
- 今回の洪水では大寺橋水位観測所において、8月10日11時20分に避難判断水位にあと11cmと迫る2.79mを記録しました。
- 旧吉野川流域の大山雨量観測所(徳島県板野郡上板町)においては、8月10日8時に時間雨量76mmを観測し、8月8日24時から8月10日12時までの総雨量が374mmを記録しました。
- 旧吉野川の鳴門藍住大橋(14k8付近)左岸の旧堤で雨水による法崩れが発生しました。堤防の住居側・川側での被害はありません。
現在、維持業者により応急復旧中で、本日中に応急復旧完了予定です。
- 吉野川本川及び旧吉野川では、内水被害(支川はん濫による被害)の防止及び軽減を図るため、徳島河川国道事務所が管理する排水ポンプ場13機が稼働し、排水作業を行いました。
- 吉野川本川では、今回の出水において、内水被害の発生のおそれのある1箇所(ほたる川)に排水ポンプ車が出動し、待機を行いましたが、稼働は致しませんでした。
※本速報の内容は、平成21年8月10日12時現在の情報に基づくもので、今後の修正される可能性もあります。
※詳しくはこちらをご覧下さい。説明資料(PDF形式1619KB)