排水ポンプ車が出水時の内水被害軽減に有効であることは、行政の災害担当者や内水被害を経験したことのある住民の間で広く知られているところです。
また、今日でもしばしば話題に上っていますが、中国・四川省大地震や岩手・宮城内陸地震で脅威となった土砂ダムの排水対策にも、排水ポンプ車は有効に活用できることが実証されています。
国土交通省徳島河川国道事務所では現在までに6台の排水ポンプ車を導入配備しており、那賀川河川事務所が保有する2台、並びに徳島県が保有する3台を合わせると、現在、徳島県下には合計11台の排水ポンプ車があります。
徳島河川国道事務所と徳島県では、今年も、梅雨明け前の集中豪雨や秋の台風シーズンを控え、排水ポンプ車の操作に習熟するための訓練を合同で実施します。
訓練を合同で実施する意義は、排水ポンプ車を保有する者同士がお互いの技能を向上・研鑽する場も兼ねることにあり、今回で4回目の合同訓練になります。
「 訓 練 の 概 要 」
主幹(河川管理担当)
東部県土整備局(吉野川庁舎)
課長補佐(施設管理担当)