「第2回蔵本・佐古地区道づくりワークショップ」の開催結果について

1.開催日時・場所 

日時 ; 平成15年9月26日(金)      19:00〜20:30
場所 ; 徳島市佐古コミュニティセンター 


2.出席者

 第2回検討会には、地区内の自治会の皆様、公的施設関係者の皆様、各行政関係者が出席しました。
<自治会>(括弧内は自治会名)
    山上 武夫(佐古11丁目)
    岸本 敏夫(上佐古11丁目)
     美馬 秀夫(佐古6番町佐12)
    阿部 正義(佐蔵矢会)
    大住 好雄(佐古14丁目)
    宮本  馨(佐十三)
    森本 政一(佐古8番町)
    廣瀬 喜雄(佐古15丁目)
    佐竹 愛明(そごろく)
    浜田 耕作(蔵本自治会)
    野口 輝一(蔵本町1丁目町内会)
    小笠  清(蔵本町2丁目町内会)
    小椋 健司(蔵本町3丁目町内会)

<公的施設関係>
    塚本 巧 (JR四国徳島駅管理総括助役)
  
<行政>
    手塚 寛之(国土交通省徳島河川国道事務所)
    平田 優裕(徳島県道路保全課)
    森  利昭(徳島市道路建設課)
     中川 左富(徳島県警察本部交通規制課)

第2回検討会出席者


3.検討内容 

 (1) ヒヤリ調査結果について
 (2) 対策箇所について
 (3) 個別箇所の対策内容について

(1)ヒヤリ調査の結果について

 ヒヤリ調査は、417票配布し、回収数242票(回収率58%)でした。

 @ヒヤリ意見の分類

ヒヤリ意見の内容をみていくと、主に6種類のパターンがありました。
これらの中でも、出会い頭のパターンが最も多くなっていました。

ヒヤリ調査

<説明>
「出会い頭」           :直進する車と直進する歩行者等との交差点部での接触等
「障害物による通行阻害」   :路上駐車等を避ける歩行者等と対向する車との接触等
「接触(直進型)」         :交差点を右左折した直後の歩行者等と直進する車との接触等
「接触(右左折すれ違い型)」 :交差点を右左折した直後の車と歩行者等との接触等
「施設等への出入り車両」  :沿道施設へ出入りする車と歩行者等との接触等
「横断歩道横断時」       :横断歩道を通行している歩行者等と右左折車との接触等

 A ヒヤリ意見の分布状況

(2)対策箇所について

(3)個別箇所の対策内容について

 今回は(2)で選定した対策検討箇所(30箇所)について、現地の写真を見つつ考えられる問題点、対策のイメージ等について検討しました。
 具体的な対策内容については、次回(第3回)ワークショップで検討を行います。

<対策内容についての主な議事内容>

 ○箇所番号1 、箇所番号13 について
(ワークショップでの意見)
・ 車と歩行者が交錯しないよう、都会にあるようなスクランブル交差点にしてはどうか。
(事務局)
・ 歩車分離信号は行政としても推進しているところですが、渋滞が悪化しないよう考慮する必要もあります。路面表示による注意喚起等とあわせて今後全体を検討していきます。

薬学部前

  
蔵本交番前

○箇所番号14について

(ワークショップでの意見)
・ もともと道幅が狭い上にいつも駐車車両があり非常に危険である。
・ 中央病院の改築に合わせて南北方向の道路を拡幅する計画があるのか。
(事務局)
・ 南北方向市道の拡幅等について、中央病院との具体的な協議、調整に今後とり組んでいきたいと考えています。

中央病院東


○箇所番号15について

(地元住民のみなさまからのご意見)
・ この東西方向の通りは、交差点が狭いところが多い。交差点がはっきりわかるような対策をやってもらいたい。
(事務局)
・ 交差点への点滅鋲の設置等、交差点の存在をドライバー、歩行者、自転車に知らせるような措置を検討していきます。

もりおか前


○箇所番号19について

(ワークショップでの意見)
・ この交差点は出勤時等には交通量が多く混雑する。国道側を確認できるようカーブミラーをつけてほしい。
(事務局)
・ 横断歩道のカラー化や路面表示の追加等とあわせて検討します。


理容センス前


○箇所番号28について

(ワークショップでの意見)
・ 地域の皆がこの交差点がよくなることを望んでいる。残る用地買収を早急に完了してほしい。
・ この交差点が国道192号の渋滞のネックになっている。信号もわかりにくく、拡幅と同時にすっきりさせてもらいたい。
(事務局)
・ 用地買収については、このワークショップでいただいた地域の声も伝えながら、早期に完了できるよう引き続き交渉を進めていきます。また、現状の買収済用地内でも部分的に歩行空間を改善する等といったことは考えられるので、できることから実施したいと思います。
・ 拡幅が実現し、右折レーンが設置できるようになると信号サイクルも抜本的に変更することができますが、現状でも改善の余地がないか検討してみます。

佐古六番町


4.次回のワークショップについて

 第3回ワークショップは11月に開催する予定です。
重要箇所30箇所のヒヤリポイントについて、具体的な対策案の検討を行う予定です。


参考:第2回ワークショップ開催風景

ワークショップ1

ワークショップ2