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2014年07月02日

特定外来植物の抜き取りをしました~平成26年度第3回「吉野川現地(フィールド)講座」~

  平成26年7月2日(水)に吉野川河口干潟において、自生する在来の植生を守るために、44名の参加者とともに特定外来種であるナルトサワギクの抜き取りを実施しました。

  開催にあたって、河川渓流環境アドバイザーである森本康滋先生(徳島県自然保護協会会長)と木下覚先生(徳島県植物研究会会長)に御指導いただきました。

  先生方には作業前に、外来植物であるナルトサワギクの生態や名前の由来、在来種の生育環境を守るために外来植物の駆除作業が必要である事などを説明していただきました。

  参加者の皆さんには、根深いナルトサワギクの抜き取りに苦戦しながらも熱心に作業を続けていただき、総重量330キロ、ゴミ袋で135袋のナルトサワギクを取り除くことができました。

  また、今回は入田小学校から3~6年生30名の参加があり、児童からは、「ナルトサワギクはきれいなのに環境に悪影響を与えるなんてびっくり」、「徳島市にも外来種がいるんだ」、「へとへとになったけどきれいになってよかった」などの感想をもらいました。
 
  今後もこのような機会を通じて、多くの方々に河川への親しみ・愛着を持っていただけるよう河川環境の愛護を呼びかけていきます。参加者の皆様、ありがとうございました。

    
森本康滋先生                  木下覚先生

    

    

    

 
第3回吉野川現地(フィールド)講座参加の皆さん

Posted by at 1:44 午後
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記事の分類: 吉野川現地(フィールド)講座, H26年度