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2013年11月10日

三庄東部自主防災会防災訓練にてロープワーク講習会を実施

  11月10日(日)に山口生活改善センター(三好郡東みよし町)にて、三庄東部自主防災会の方々を対象に、ロープワーク(ひもの結び方)講習会を実施しました。強風で小雨もぱらつく中でしたが70名もの方々にご参加いただき、熱心に実技体験されました。
  講師には防災エキスパートの山本邦一氏、武市寛氏をお迎えし、災害時に役立つロープワークや土のうの作り方などについてご講演いただきました。

*講義内容
・ロープワークの基本的な7種類と応用編2種類など。
(本結び、ふな結び、のの字結び、いぼ結び、かみくくし、もやい結び、いわし結び、連続止め結び、土佐結び)
・土のうの作り方、積み方など。
・竹の笹払いの仕方や木と竹の割り方など。


【避難ロープ(連続止め結び)の結び方】
・あっという間に複数の結び目ができる結び方。
・高所から降りるときや川底や谷から這い上がるとき、列をなして避難誘導するときなどに使用できる。


【熱心に受講する参加者】
・写真はかみくくしの練習をしている様子


【土のう作りを体験する参加者】
・スコップの持ち方、土砂の入れ方、土のうの縛り方などを体験している様子。


【段ボールを利用した簡易水防工法】
・土のうがないときに段ボールに新聞紙や水のう等の重しをいれて、ブルーシート等でくるむ方法。
・家庭にある物で、女性や子どもでも水害を防ぐことができる。

  参加者の方々には大変熱心に受講頂き、「ロープワークについて習うのは貴重な機会で大変勉強になりました。」といった声や、「自宅でも是非練習し、習得したい。」などの多くの声をいただくことができました。
  当日は、東みよし町社会福祉協議会によるビニール袋を利用したお米の炊き出し訓練や「支え愛マップ」も作成され、充実した防災訓練が行われました。防災への意識向上や地域でのコミュニケーション作りとして、こういった機会のお手伝いにこれからも取り組んでいきたいと思います。

※写真の掲載について許可を得ています。

Posted by at 10:50 午前
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記事の分類: H25年度