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2013年08月04日
水難事故防止講習会(上流編)を開催しました
8月4日(日)、吉野川交流推進会議主催「交流体験inよしのがわ(上流編)」が早明浦ダム・吉野川水系汗見川で開催されました。
28名の親子連れの参加者が早明浦ダムを見学後、水難事故防止講習会を受講しました。
鮎喰川梁瀬橋下流の下流編に引き続き、福山平成大学の小谷寛二教授にご指導していただきました。
座学講義では「川のきけんなところ」、「もしおぼれそうになったら・・・」、「正しい服装」など、川で遊ぶうえで大切な事をたくさん学びました。
またスローバックを使った講習では、おぼれている人だけではなく助ける人も冷静な対応が必要であることが分かりました。
座学講義 スローバックの使い方
午後からは、汗見川で野外講習を行いました。
まずは参加者全員がライフジャケットを着用して、十分な準備運動を行いました。
ライフジャケットの着用 準備運動
ついに川に入っての実技講習です。まずは、川に流されてしまった時の浮き方や流され方を学びました。
浮き方の実演 流され方の練習
次にペットボトルを使った講習を受けました。
浅瀬とはいえライフジャケットを脱いでの練習に、子ども達は少し緊張した表情をみせながらも、すぐにコツを得て上手に浮かびました。
ペットボトルを使って浮く練習
スローバックの講習に差し掛かったところで、雨が降り出しそうな天候になったので、一旦講習を中止して近くの屋根のある広場に移動しました。
間もなく雨が降ってきましたが、危険が伴う前に安全な場所に移動することが出来ました。午前中の講義で約束した「危ないと感じたらやめる勇気をもとう」という教訓が生かされました。
スローバックの講習は、投げ方や紐の収納方法などを学びました。
初めて扱う方がほとんどでしたが、一生懸命に練習して正しい使い方を身につけました。
スロ-バックの投げ方の実演 スローバックの紐の収納
途中、天候の変化により演習会場を移動するアクシデントがありましたが、より本講習の重要性を知ることができました。
今後も多くの方々に、安全に楽しく川と親しんでいただけるように、水難事故防止に関する正しい知識と心構えをお伝えしてまいります。