中ノ川第2堰堤は、高知・愛媛県境にほど近い吉野川最上流域の支川中ノ川川に位置し、高さ14.5mの本堤と高さ13.0mの副堤で構成されています。
副提には、土砂とともに流出する流木をためる為の鉄製の流木止めが設置されているのが特徴です。
中ノ川川は絶好の渓流釣りポイントとして知られており、このような渓流環境を保全する為に、「魚道」(ぎょどう)と呼ばれる魚の道を設置し、魚が遡上・降下できる構造としています。
特に、この魚道は「アイスハーバー型らせん式魚道」と呼ばれる珍しい形式で、この堰堤の見所となっています。
高さ(m) | 長さ(m) | 体積(m3) | 貯砂量(m3) | 着工年月 | 完成年月 |
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14.5 | 53.0 | 4,597 | 29,600 | 平成9年3月 | 平成13年7月 |