8.荒木谷第2号堰堤

改良前

改良後

 荒木谷第2号堰堤は、流木による被害を軽減させ、土石流の細く効果を向上させることを目的に、不透過型堰堤にスリットを設け、透過型へと改良しました。 共用中の砂防施設である為、ヤード(狭小・急勾配)の制約や大量の湧水処理など、難工事となりました。
 一方、スリット部の鋼管の色は、地元住民の意見を取り入れたさび色とし、周辺環境との調和を図りました。

 荒木谷第2号堰堤の近くにある總東風(そうこち)神社の秋祭りは、巫女神楽・浦安の舞の奉納、大神輿・小神輿の宮出し、渡御が行われ、地元の方々で賑わいます。
 また、鳥居の横には秋山好古の石文「忠魂碑」が建っています。

高さ(m) 長さ(m) 体積(m3) 計画貯砂量(m3) 着工年月 完成年月
14.5 69.0 4,676 7,100 平成30年7月 令和2年3月
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