丁字ヶ谷第2号堰堤は、土石流危険渓流の「丁字ヶ谷左支」において、土石流及び流木による土砂災害を防止することを目的として建設された砂防施設です。
本堰堤は、重信川流域で初めて砂防ソイルセメント工法を採用した堰堤です。また、施工においては、砂防工事では四国で初となるICTを活用した掘削を採用しました。
※ソイルセメント工法とは・・・現場発生土砂とセメントミルク等を混合し、砂防施設等を構築する工法です。環境への負荷が軽減されたり、工期短縮が図れます。
丁字ヶ谷第2号堰堤の下流にある昭和60年に完成した丁字ヶ谷堰堤は、春の花見シーズンには、満開になった桜の並木道となり、地域の人の憩いの場所となっています。
周辺の山々は、春にはつくし、タラの芽などの山菜がとれ、秋には、紅葉狩りに地域の人々が訪れます。
高さ(m) | 長さ(m) | 体積(m3) | 計画貯砂量(m3) | 着工年月 | 完成年月 |
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14.5 | 67.5 | 5,007 | - | 平成28年8月 | 令和2年3月 |