新四国のみちとは

○事業の定義
「新四国のみち」とは、地域の資産となり、地域外の人たちにとっても魅力となる、安全快適な歩行者空間等(歩行者空間等には、自転車のための空間を含むことができる。)整備事業をいう。具体には、遍路道、歴史的街道に沿う地域における歩行者空間等、及びこれら地域と鉄道駅、港等の交通拠点や道の駅等の休憩、情報拠点を結ぶ歩行者空間等を対象として、地域住民(自治会含む)、地域の団体(NPO、経済団体等)が、道路管理者と一緒になって整備する個々の事業の総称である。

 
○事業が満たすべき条件
・地域住民、NPO等(以下、住民等という)が、主体的に参画する。
・事業推進体制が明確である。
・住民等も参画し、歩行者空間等整備や地域づくり活動等を定める計画が策定される。
・計画には歩行者空間等整備、維持管理のための仕組みが盛り込まれる。
・計画に定められた全ての施設について、維持管理方法や責任主体が定められる。
・継続的な施設利用行動計画が策定され、実行される。

 
○事業(活動)例
・街道保存、復元整備
・歩道、歩行者道の整備
・自転車道の整備
・町並み整備〔車道・歩道整備、電線類の地中化、沿道の建築物整備(道路整備事業以外による)]
・公園、道のたまり空間等、歩行者を対象とした休憩施設の整備
・案内標識、案内看板、目印等の整備
・パンフレット、案内地図等の作成
・各種イベント、PR活動の実施
・各種地域づくり活動の支援(NPO等による)
 
○既存事業との関係
・「四国のみち」「歴史国道」※「歴史文化道」※及び、徳島県の「四国いやしのみち」は、この「新四国のみち」に包含されると見なすことができ、支援の対象である。
※(注)この事業のうち歩行者空間等整備に該当する事業
 
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