さぬき市誕生記念のイベントの一環として10月20日(日)、志度寺〜長尾寺〜大窪寺とへんろ道を歩く「さぬき・遍路88ウォーク」、いやしのへんろ文化を考えるシンポジウム「いやしのくに・四国」が開催されました。
86番札所志度寺から結願所大窪寺までを歩く「さぬき遍路・88ウォーク」には約250名が参加。時々小雨の降る曇天の秋空の
中元気に23kmの「結願への道、いやしのへんろ道」を歩きました。途中の長尾寺や前山おへんろ交流サロン、多和小学校では地元婦人会の甘酒、
うどん等の接待をうけ心ふれあうさわやかな体験で心地良い汗をかくことができました。
「ツインパルながお」で開催された四国4県の「いやしのくに四国交流推進協議会」主催のシンポジウム「いやしのくに・四国」には、県内外から
約1,000人の方が参加。作家の早坂暁さんの「巡る心・ 迎える心」と題した基調講演が行なわれ、パネルディスカッションでは歩き遍路で札所を巡った
経験のあるドイツ文学者の池内紀さん・俳人の黒田杏子さん・俳優の山口崇さんがパネリストとして登壇され、歩き遍路が見直されていること・へんろ
道の保存等、自らの経験を基に遍路文化について意見を交わしました。
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