歴史国道 |
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古来「道」は、人と人、地域と地域の交流を支え、文化の交流・伝達の上で大きな役割を果たしてきました。また、「道」は、時代の流れとともにその利用のされ方が変化し、その姿を変えてきました。しかし、現在でも昔の姿をそのまま残している「道」もあります。
このような「道」は、その存在そのものが現代の人々にとって貴重な文化遺産であるとともに、適切に保存し、可能な限り復元することにより、時代を超えた新たな文化の創造の場となり得ると考えられます。
また、沿道の街並み、歴史的な遺跡、構造物や「道」及びその周辺で行われている祭り・イベントなどを、「道」を核としてネットワークする事により、歴史・文化の香り高い新たな地域振興の拠点づくりや、地域間の連携・交流を発展させる基盤づくりが可能になると思われます。
建設省では歴史上重要な幹線道路として利用され、国として特に重要な歴史的・文化的価値を持つ道路を対象に、その保存・復元整備及び活用をはかり、あわせて地域からの情報発信を行うことにより、