しかしながら、立体化工事中は車線規制が行われるため、工事前より渋滞が悪化することが判明しました。
分析の結果、工事期間中の朝ピーク時交通量を、「300台」削減することで、
  工事による渋滞が増加しないことが分かりました。

シミュレーションによる現況再現
車線規制中は渋滞化が悪化
交差点の立体化が完成すると、
  朝ピーク時では久米窪田交差点から勝山交差点の所要時間が11分短縮されます。
交差点立体化の効果
松山都市圏幹線道路渋滞対策懇談会

地域の関心の高い松山都市圏の渋滞問題について、既存データや意識調査で分析し、
  問題箇所について「渋滞対策懇談会」で議論。

住民アンケートによる意識調査で、松山都市圏の主要交差点が軒並み問題箇所に
  ピックアップされました。
これらの住民意識とリンクした渋滞対策を立案し、「小坂交差点の立体化」を決定。

松山都市圏の交通状況についての印象
松山都市圏主要交差点における渋滞長
国道11号交差点別事故件数(類型別集計)

こさか300キャンペーン
記者発表
「こさか300(さん・まる・まる)キャンペーン」を実施し、
  朝ピーク時の交差点通行台数を削減。 現在モニター募集中! 
  モニター期間:平成18年1月16日〜平成19年3月(予定)

住民も行政と一緒になって渋滞緩和について考え、
  キャンペーンに参加することにより、 施工中の渋滞緩和に寄与。
キャンペーンモニターが交通手段および出発時間の変更を行う度に、交通環境ポイントを付与。
  モニターの認証はICカードやICタグで行い、貯まったポイントを携帯やPCから確認できるので、
  楽しみながら参加できるしくみ。
  キャンペーン終了後は、蓄積ポイントに応じた謝礼を支払う予定。

車線規制前・後での調査を実施し、キャンペーンモニターの交通行動変化が渋滞緩和へ
  どのような効果を与えたのか検証予定。
  また、幅広く住民アンケートを実施し、キャンペーンの浸透度を調査することで、
  更なる広報展開・施策の充実を渋滞対策懇談会やワークショップで議論予定。

次年度以降、都市圏全体の渋滞緩和を目的とした「総合交通円滑化調査」において、
  今回の施策を用いた大規模実験を実施予定。

四国地方整備局では、道路事業の実施によって発生する
効果や成果の目標を、「アウトカム指標」として設定しています。
PDCAサイクル(Plan/計画→Do/実施→Check/確認→Action/対策)を
恒常的にまわし、目標達成のために努力しています。

四国地方整備局 松山河川国道事務所 http://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/index.html
 
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